生姜ならKGN=亀戸ジンジャーヌードルに任せろ!
亀戸駅の北口から歩いて1分ほど。明治通りの一本東を走る路地、亀戸餃子本店の斜向かいに2024年1月9日にグランドオープンした「亀戸ジンジャーヌードル」へ。ご主人の栗原渉氏は、以前この場所で営業していた「塩生姜らー麺専門店 MANNISH 亀戸店」で店長を務めた人物。店舗そのままに屋号を変えて独立したのである。
新しい店でも「MANNISH」の味をベースに、またひと味違った生姜が主役のラーメンを提供している。店内はカウンター10席。基本の麺メニューは「ジンジャーヌードル」と「ジンジャーつけ麺」の2系統があり、まだ提供が始まっていないようだが券売機には「汁無し」や「限定」の文字も。それぞれ味玉、肉増し、ワンタンを追加可能だ。
また、ジンジャーヌードルは背脂入りも提供している。一方の飯モノには、ねぎ塩ごはんや日曜限定の「塩生姜半炒飯」などを用意。ドリンクにもジンジャーエールをラインナップする徹底ぶりだ。今回は「ジンジャーヌードル ワンタン(1100円)」を注文。待つこと4分ほどで白の切立丼に盛られたラーメンが到着した。
透き通ったスープは鶏をベースに炊いた塩清湯。ひと匙啜れば鶏の旨味と生姜の香りが口いっぱいに広がる。生姜はしっかり効いてはいるが辛過ぎず。塩ダレにも角が無く、優しい味に仕上がっている。合わせる麺は三河屋製麺製の中細ストレート。ツルツルシコシコで小麦の香りも良く、スープとの相性も抜群である。
丼底には粗くおろした生姜が沈んでいるので、全体を混ぜて啜れば一層香りが強くなる。そしてチャーシューだが「MANNISH」は鶏モモがデフォルトだったのに対し、コチラでは粗挽き胡椒を纏った鶏ムネ肉を使用。厚めにカットされていて、しっとりした食感で美味である。肉の旨味をダイレクトに楽しむ事が出来る。
一方のワンタンは餡がギッシリ詰まっており、噛めば肉汁と旨味が爆発。こりゃマストアイテムだな。ほかトッピングには柔らかい太いメンマが2本、笹切りネギ、針生姜、スプラウト、五色あられが乗る。卓上にはブラックペッパー、生姜七味、生姜酢があるのでお好みで味調整を。最後まで美味しく頂いた。次回は背脂入りを啜りたい。
<店舗データ>
【店名】 亀戸ジンジャーヌードル
【住所】 東京都江東区亀戸5-2-13
【最寄】 JR総武緩行線「亀戸駅」北口徒歩1分