選べる肉味噌が嬉しい味噌ラーメン
東武スカイツリーライン・新田駅から東へ歩いて13分ほど。産業道路沿いに2024年2月10日にオープンした「濃恋肉味噌らーめん ムムム」へ。この場所で営業していた「濃厚コク旨ラーメン ときすけ」が味噌ラーメンを看板に掲げリニューアルした形だ。駅から少し距離があるが、13台分の駐車場あり車での訪問も可能である。
店内はソファー席、テーブル、小上がりで合わせて30席ほど。麺メニューは味噌ダレを中華鍋で焼いて仕上げる「熱熱肉味噌ラーメン」、そこに自家製ラー油と唐辛子を加えた「辛辛肉味噌ラーメン」、濃厚豚骨に白味噌を合わせた「濃濃肉味噌ラーメン」、そして醤油清湯の「肉肉中華そば」の4種をラインナップ。
なお麺類には全てミニサイズの「3口ライス」と、5種類から1つ選べる「肉味噌」が付いてくる。また、それぞれチャーシュー、味玉、ネギ増し、メンマ、バター&コーンを追加トッピング出来るほか、替え玉や肉味噌和え玉も用意。肉味噌は通常で1種類が付いてくるのだが、プラス150円でもう1種追加可能だ。
麺にもライスにも合う肉味噌だそうなので、お好きな方は複数頼むのも良いだろう。今回は「熱熱肉味噌らーめん」を、チャーシューとバター&コーンが追加される「特製(1160円)」で注文。肉味噌はノーマル、海老、魚介、シビ辛、カレーのレギュラー5種に加え、この日は限定で「揚げねぎ」も用意されていたが「シビ辛」でお願いした。
待つこと8分ほどで着丼。まさに3口程度のライス、肉味噌、コーンとバターはそれぞれ別皿での提供だ。アツアツのスープは豚骨など動物系がベースで、数種類の味噌をブレンドした特製ダレを中華鍋で焼いて仕上げている。ラードも結構使われてはいるものの、味噌ダレの酸味が立って比較的スッキリした味わいである。
そこに合わせるのは、パン専用小麦を使って打った多加水麺を手揉みした、自家製の中太平打ち麺だ。コシがあってモチモチで食べ応えも十分。縮れているのでスープとの絡みも抜群だ。チャーシューは厚切りでホロホロのバラロール肉が3枚乗る。ほか炒めたモヤシとキャベツにミンチ肉、メンマ、刻みネギがトッピングされる。
途中でコーンとバターを投入。また肉味噌はベースは甘味強めだが、そこにラー油と花椒で辛さとシビれを加えておりクセになる味わいだ。スープともメシとも良く合う。卓上にはニンニク、お酢、ラー油、黒胡椒があるのでお好みで味調整を。最後まで美味しく頂いた。組み合わせで何度も楽しめるお店。次回はどの肉味噌にしよう。
<店舗データ>
【店名】 濃恋肉味噌らーめん ムムム
【住所】 埼玉県越谷市蒲生南町16-6
【最寄】 東武スカイツリー線「新田駅」東口徒歩13分