香ばしいチャーシューが絶品「麺処 高飛舎」
東武線・蒲生駅の東口から草加方面へ徒歩2分。県道324号=蒲生岩槻線沿いに2023年4月12日にオープンした「麺処 高飛舎」へ。ご主人の後藤秀幸氏は「せたが屋」などでの修行を経て独立創業。オープン当初は煮干しや淡麗塩など「せたが屋」ライクなラーメンを提供していたが、2023年9月に豚骨醤油を主軸に据えリニューアルした。
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店内はカウンター6席と4人掛けテーブル4卓の計22席。麺メニューは前述の通り豚骨醤油の「ラーメン」を主軸に、創業時からの淡麗塩、淡麗醤油もラインナップ。それぞれ味玉、のり、ねぎ、ほうれん草、めんま、あおさ、モモとバラの2種のチャーシューを追加トッピング可能だ。ライスが無料というのは嬉しいところだ。
今回は「特製ラーメン(990円)」を注文。もちろんライスもお願いした。着丼までは6分ほど。茶濁したスープは比較的サラリとした飲み口だが、豚骨の旨味は十分。そこに甘味を抑え醤油の香り立たせたキレのあるカエシをビシっときかせている。塩味がやや強めだが、ライスを添えることを考えると丁度良いかもしれない。
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また香味油が強すぎないので、スッキリした後味に仕上がっている。そこに合わせる麺は加水率低めで少しゴワっとした食感の中太ストレート。短めのカットで啜りやすくスープとの相性も良い。チャーシューは香ばしいバラ肉と噛み応えあるモモ肉が2枚ずつと、燻製で香り高いサイコロチャーシューがトッピングされる。
いずれもハイレベルで肉の味を存分に楽しめる。特にコロチャは飯に合うなぁ。ほか、割ると黄身がトロリと溶け出す味玉、香り良い海苔が5枚、ほうれん草がトッピングされる。卓上には黒胡椒、ショウガ、ニンニクがあるのでお好みで。やや塩味強めで喉が渇くが美味しく完食した。990円でこのクオリティはありがたい。
<店舗データ>
【店名】 麺処 高飛舎
【住所】 埼玉県越谷市蒲生寿町15-41
【最寄】 東武スカイツリー線「蒲生駅」徒歩2分