深夜の青砥、最後の切り札「一品家」
京成本線の要衝・青砥駅。駅前には雰囲気の良い飲み屋や、「麺屋なごみ」「麺工房ぜん」など旨いラーメン店もあるのだが、深夜までやっている店は非常に少ない。麺を啜りたくても、日付を跨ぐと一気に手遅れ感が増してしまう。そんな時の最後の切り札が、駅西側に徒歩2分ほどの「横浜ラーメン 一品家」である。
店の外観は資本系のニオイが漂うが、店員は中国の方で独立店のご様子。麺メニューは家系に寄せた「豚骨ラーメン」が醤油と塩の2種で、ほか豚骨魚介、鶏白湯、味噌、担々麺、魚介つけ麺などもラインナップ。ライスは無料。お酒+ツマミ2品で500円の「晩酌セット」なんてのも。今回は「豚骨醤油」を全部のせでオーダーした。
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麺の固さ、油の量、味の濃さを選べるので、今回は「麺固め」でお願いした。スープは豚骨・鶏ともに存在感は薄目でクリーミーな仕上がりだ。麺は家系調の中太ストレート。オーダー通り、しっかり固めに仕上がっている。トッピングは長方形のチャーシュー5枚に味玉、海苔、ホウレンソウ、刻みネギ。どれもそれなりではある。
チャーシューと海苔で無料のライスを巻いていく。壱角家のような家系チェーン店程度の味わいだが、行き場の無い深夜には上等だ。なにせ深夜の青砥は不毛地帯。厨房とホールがワンオペなので忙しそうだ。決して上手な接客ではないが、慣れない日本語で頑張っていた。そんなの気にせず啜りたいほどに乾いた貴兄はどうぞ。
<店舗データ>
【店名】 横浜ラーメン 一品家
【住所】 東京都葛飾区青戸3-32-1
【最寄】 京成本線「青砥駅」徒歩4分