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肥宝館 -貧すれば丼する-

【蒲田】 中華そば きくたに「中華そば(860円)+煮卵(150円)」

FF Dining出身店主の節の香りで喰わせる一杯

JR京浜東北線・蒲田駅の西口から歩いて3分ほど。アーケード街・サンロード蒲田の一角に2024年8月27日にオープンした「中華そば きくたに」へ。ご主人は「らーめん 鴨to葱」「親鶏中華そば 綾川」などを手掛ける株式会社FF Diningの出身。同社出身の荻窪「there is ramen」店主・高橋祐之輔氏の助けを借り独立創業した。

店舗は壁や扉ではなく、透明なビニールカーテンで道路と客席とを仕切っているので中の様子を伺う事が出来る。コの字カウンターに17席。まずは軒先の券売機で食券を買ってから店内へ。麺メニューは基本は「中華そば」「チャーシュー麺」の2択で、煮卵、海苔、メンマ、薬味ネギを追加トッピングすることが出来る。

また、飯モノにはライスのほか「鮪ちらし」も用意。一杯飲ることも可能だ。今回は「中華そば(860円)」に煮卵(150円)を追加し注文した。なおお店ではキャッシュレス決済オンリーなのでご注意を。着丼までは待つこと8分ほど。茶濁したスープは豚骨をベースに鯖節、鰹節、うるめいわし節などを炊いた出汁を加えたもの。

そこに甘味のあるカエシを重ねている。店のSNSには『「出汁の旨みの余韻」が残る、「まろやかな酸味」が感じられる中華そばを目指した』とあるが、まさに有言実行。しかも動物系出汁が節の香りや旨味をしっかり下支えしており良い味に。またおま系つけ麺の汁をサラサラにし、節の香りをブーストしたような感じか。

このスープに合わせるのは自家製の中太ストレート麺だ。モチモチでコシがありスープとの相性も抜群。こりゃ箸が止まらない。トッピングにはトロトロの豚バラ肉2枚、歯ごたえあるメンマ、刻みネギ。そして別皿で提供された味玉も黄身ネットリで美味である。あっという間に完食した。次回は「鮪ちらし」も頂いてみたい。

<店舗データ>

【店名】 中華そば きくたに
【住所】 東京都大田区西蒲田7-65-8
【最寄】 JR京浜東北線「蒲田駅」西口徒歩3分

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