亀戸「つきひ」の姉妹店が北千住に!
東京メトロ・北千住駅の2番出口から徒歩2分。北千住駅西口交差点から南へ伸びる路地に2022年8月8日にオープンした「北千住煮干中華蕎麦かれん」へ。コチラは亀戸横丁内にある行列店「亀戸煮干中華蕎麦つきひ」の姉妹店。オープンから1週間、既に整理券の案内が貼られる盛況ぶりだ。カウンター7席の店内は常に満席に。
ちなみに、此処は6月まで「中華そば 一徹」のあった場所。「一徹」も良い味だったが「つきひ」の姉妹店が北千住に降臨というのは非常にアツい。亀戸の店主・長谷川氏は亀有の人気店「つけ麺 道」の出身にして煮干しの名手。北千住でも「煮干中華蕎麦」と「濃厚煮干蕎麦」の二枚看板で勝負をかける。
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また、券売機には「うれしいらーめん」「カレンビー」「限定 アスタラビスタ」と色んな意味で気になる商品も。そうか「つきひ」と「かれん」って『偽物語』の阿良々木姉妹のことか…。ほか、和え玉、ローストポーク丼などのサイドメニューも。今回は「特製煮干中華蕎麦(1230円)」と「和え玉(200円)」を注文した。
待つこと3分ほどで着丼。セメント色でサラっとしたスープは、豚骨スープに背黒やイリコなど大量の煮干しを炊いた出汁を重ね、醤油のカエシで味を整えている。煮干しの鮮烈な香りと苦みを残しつつ、嫌なエグみがでる一歩手前ギリギリで仕上げてあり、煮干し好きにはたまらない味わいに。塩味控えめなのも嬉しいところだ。
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合わせる麺は、菅野製麺製の低加水中細ストレート麺。パツっとした歯触りにして、しなやかさも持ち合わせる。やっぱり煮干しにはこの麺だ。チャーシューは柔らかな豚肩ロースと鴨が2枚ずつ。いや、1枚は豚ロースかな?いずれもレアな仕上がりで絶品だ。ほか黄身ネットリの味玉、海苔、玉ネギ、九条ネギが乗る。
そして終盤で「和え玉」をコール。丼底の醤油ダレ、魚粉、玉ネギ、チャーシューをよく混ぜて一気に啜っていく。そのまま啜っても、煮干しスープに浸しても旨い。最後は卓上の昆布酢を回しかけサッパリと完食した。北千住にまた一つ名店が誕生したな。次回は「濃厚煮干」とロースポーク丼を頂くとしよう。
<店舗データ>
【店名】 北千住煮干中華蕎麦かれん
【住所】 東京都足立区千住2-52
【最寄】 東京メトロ「北千住駅」2番出口徒歩2分