東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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小学生の学習法

2012-02-15 00:54:18 | 学習法について
当教室では小学1年生から通塾頂いています。

小学校低学年で学習塾は早くない?

と思われている親御様も多いですよね?


私は4人子どもがおりますが、子育ての経験から

子どもの学習に早すぎる事は無い!

と強く確信しています。


小さければ小さいほど順応性は高く

与えられた環境になじみ、それを苦だと感じないんです。

つまり、小学校入学前から、学習する環境を整え実行したとすると

それが当り前なので、小学校に入学してからも何の抵抗や苦労もなく

授業が受けられます。

小1プロブレムという言葉を聞いた事はないですか?

小学校に入学したものの、環境の違いになじめず授業に参加できない状態になってしまう。

まさに、子どもにとって「学習に早すぎる事は無い」という事ではないでしょうか。


ある教育者の方がこんなことを仰っていました。

そろばんは低学年のうちに辞めるべき



なるほどね・・・とここで既に私が言いたい事を理解なさった方も多いのでは?

おそらく、そう思われた方は数学が得意なはずですね。

私は理解できない方の部類でした(大汗)


説明を聞いて納得はしましたが、それでも100%そうだとは言い切れないと今でも思っています

しかし、多くの場合そうなのでしょうね。


そろばんは、ご存知の通り暗算です。なので数字がいくつも並ぶのは構わないし

むしろその方が都合が良い。

しかし、高学年や中学になると「計算」は花形ではなくなるんですよね

中学受験・高校受験でも「計算だけの問題」はわずかですから・・

暗算が早くても文章題で式を組み立てる作業には役立ちません。

私はその境地に立ったことは無いのですが、「数学的思考の阻害になる」とまで

仰っていました。

そろばんが不必要だと言っているのではなく、早い段階で次に移行する事をお勧めしているのです



私の教育方針の一つは「低学年から難易度の高い問題になれる事」です。

「まだ○歳だからこの程度でいい」「こんな事まだ理解できないわ」←これは内容によりますが

そうやってお子さんの才能を潰してしませんか?

お稽古事の延長線的な学習では難易度の高い問題にどうしても躓いてしまいます。


しかし小学1年生から受付けをしている学習塾は少ないですね。

当然だと思います。60分も机に大人しく座って授業を受けるなんて苦痛ですから教える側の技量が必要となります。

でも、それは始めのうちだけでしょう。

今通っていらっしゃる1年生のお子さんからは「もう終わり?」なんていうセリフもでますよ!


考える事、集中する事、座っている事、そして意外と出来そうで出来ないのが話を聞く事ですが

それを含めても子どもの順応性がすべてカバーしてくれます

これは年齢が上がれば上がるほど抵抗性に変わっていきます

だから

早すぎる事は無いという考えです。順応性豊かなうちからしっかりした学習をさせてあげていただきたいですね。