東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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「定期テスト」と「勉強の体力」

2012-02-28 00:41:37 | 学習全般
今回実施されているのは「学年末」のテスト

言わずと知れた、現学年最後のテストです。

学校は同じ単元のテストを何回も行いません。

なのでここでやらなければ、次やるチャンスはないんですよね。

それはわかっています

しかし、だからと言って・・・・・

と首をかしげたくなりました。



「問題数が多すぎる」「範囲が広すぎる」

2学期制にした事で、結局生徒さん達が苦労するんですよね。

今回も、ここまで問題数を増やすならせめて10分時間も

伸ばしてあげても良いのではないか?と思った教科がありました。

そうかと思えば以前の記事にも書いた通り

教科テストにならないくらい問題を教えてしまっていたりと

バラバラです。


先生方の考えがある事は勿論承知です、しかし大人の事情があるのも事実ですよね

しかし、生徒さん達はそれでもベストを尽くしてこのテストに挑まなくてはなりまん・・が・・

確かにその中でも学ぶ事は沢山あります。

タイムアウトを想定して時間配分をし、答えられる問題は先に答えてから

考える問題に取り組むとか、いちど全ての問題に目を通す習慣をつけるとか

いわゆる戦略の部分です。(中学受験生は徹底的にここを教え込まれますよね)


どんな悪条件の中でもより良い結果を出すこと

そうしたテストに慣れる事も必要です。

お子さんがテストを持って帰ってきた時、点数に始めに目が行くのは当然ですが

次に何を見ますか?

お子さんの学力に本当に関心があれば、なぜこの問題が答えられなかったのか?

または全体を見て、お子さんの学力に対して難しい内容だったか?

など、冷静に検討してみる事をお勧めします。

結果を見て文句を言うのは誰にでも出来る事ですよね

もし、平均点より低かったとしても正答率の低い問題が答えられている場合もあります。

それは褒めてあげるべきだと思います。

逆に正答率の高い問題も答えられていなかったとしたら

それは勉強不足!

「勉強の体力」が付いていないと考えていいですね。(怒るのではなく、話し合いが必要です)



鍛えられたしなやかな筋肉と一緒で脳も鍛えなくては柔軟に動いてくれません。

歩く事が出来なければ走る事も出来ません。

人は生まれてから歩き、走るようになるまでに数年を要しますが

これを勉強に置き換えれば・・・

忍耐強く机に向かい、ノートを上手に活用し、何度も練習する

「勉強の体力」も一晩で身に付く訳が無いのです

「うちの子にはもう遅いわ・・」

なんて決して思わないでください、まだ先は長いんですから。

訓練が必要なだけですよ!

残りのテストにベストを尽くしましょう!!

次のテストに向けて体力をつけましょう!!