当教室の近隣小学校では中学受験をされる生徒さんが多くいらっしゃいます
去年の中学受験生は全員志望校合格となり
嬉しい報告と共に春を迎える事ができました。
中学受験についても以前は書いていたのですが
今年は高校受験生がメインなのでほとんど書いていません
先日行われた都立中高一貫校(大泉・三鷹)での試験問題に誤りがあり、そちらの問題を拝見させていただきました
配点に支障が出る間違いではなかった、としてなんら対策は取られないそうですが
後味の悪い受験になってしまいましたね
毎年こうした“ミス”に注意を配られているのだと思いますが起こってしまうのが事実です
入試まで生徒さんとその親御さんがどれほどの想いで過ごしてきたかが全く無視されている様に感じます。
ある先生は「人員不足と閉鎖的な縦社会が原因」と分析していらっしゃいました
しかし、それでも私はやはり中学受験をされた方が良いと考えています
低学年の頃から当然の事として家庭学習時間を確保し、習慣をつける事は
学生時代を過ごすに当たりとても優位になります
成績の振るわない生徒さんの共通点はいくつかありますし以前も書いた事があります。
姿勢や素行の悪さもそうですが、学習の面で“習慣が無い”事が一番ネックです
勉強は書かなくては始まりませんが、その書く事に苦痛を覚えてしまうので
先になかなか進めない状態になるんですね
計算で言えば途中式を書かない、漢字で言えば覚えるまで書かないなどです。
本を読んだり、物事を深く考える習慣も無理やりつけようとすると
摩擦が生じますが小学生の頃から習慣になっていればなんの苦痛もありません。
そうは言っても中学受験の学習は想像以上に難しいです
中学受験の問題集にあった文章が高校入試に使われていたのは去年です
私は感覚としては英語や漢字、数学の公式を除く分野で中学で学ぶおおよその内容を
小学生のうちに学習しているようなもの(だと言ったら大げさかもしれませんが)
そう感じる時があります。
中学受験には親御さんの覚悟も必要ですが
それでも受験にはそれなりの価値があります。小学生の親御様、ぜひ検討してみてください。