東京都一般共通入試問題は今年度からマークを採用となりましたが
何が、どうかわったのでしょう?
マーク式という事で私が一番気になったのは英語と国語でした
記述部分がどうなるのか?
そこが変わるのであれば、対策そのものを変える必要があったからです
しかし、塾業界ではこれは大きな話題にはなっていませんでした
記述の部分はそのままだからです
何がマークになるのかと言うと、これまで記号で答えていた問題です
問題をしっかり読まずに記号の所に数字を書いたり、アルファベットを書くと言ったミスをする
生徒さんは毎年いますが、それは模試の時点で殆どが改善されます
しかし、字が雑で読めない、薄くて見えないといった癖はなかなか治りません
最近多いのは、そうした読みにくさを”直そうとしない”生徒さんが増えている事です
都立入試の採点ミスも毎年1000件を超えているようですが、解答を書き込む側にも問題はあります
時間制限のなる中で採点する時にそうした双方の問題を改善する為に
記号問題はマークでという事になったようです
マークにする事で筆記問題に割り当てられる時間が増え、これまでの採点ミスを減らそうと言うのが狙い!
つまり
これまで以上に筆記問題に着目して採点をしようという動きなのですね
マーク以外の問題、つまり筆記問題はこれまで以上に重要視されると言う事がわかりました
結果的に難易度は上がったと言えます
傾向としては筆記問題に強い方が有利と言う事です
年々子ども達の記述力は語彙力を筆頭に下がり始めていました
そこに歯止めをかけると言う意味もあるでしょう
ご家庭で出来る対策としては
お子さんの考えを引き出す会話を心がけることです
*なぜそう思うのか?
*一つの問題に対してどう考えているのか?
*誰かの意見を聞いてどう考えたか?
など、家庭レベルでの会話の中から”自分の考えを述べる事”がまずは必要です
そして、質問に対して的確な答え方をする
これに対しては授業で教わり、演習をこなして行く必要があるでしょう
メールやラインでのやりとりで終わってしまう現代っ子達にとって
意識して学習しているかいないかが分かれ目になりそうです
そして、こうした対策は本人と言うより情報を先に得た大人が正しく子ども達に伝え
意識を向けさせるように促す必要もあると思います
このブログを読んだ事をキッカケにぜひご家庭みなさんで取り組んでみてください
当教室の冬期講習はこうした内容も反映させ
記述する学習・演習を行います
目標を明確にしてご参加頂き、その成果を実感する事が自信に繋がり入試に繋がりますね
塾に通うには費用の面の問題もあります
しかし、だからこそ通うなら成果の得られる時間にしたいと考えています
お問い合わせお待ちしております!!