横浜市都筑区耳鼻咽喉科

南山田(センター北と北山田の間)の耳鼻咽喉科院長のブログ。

ソーシャル・ネットワーク

2011-01-26 17:22:29 | 映画・テレビ

予告編ではあまり食欲をそそられなかったのですが、ゴールデングローブ賞の受賞と、今日会った税理士さんがフェイス・ブックをやっていると聞いたので、見たくなりました。

フェイス・ブックの創始者、マーク・ザッカーバーグを描いた作品。ハーバードのコンピュータおたくが、いかにして史上最年少の億万長者になったのか、何を求めそして何を失ったのか。実在の人物を映画にするときは、功罪評価がある程度定まった過去の人を描くことが多いですが、今現在の人(現在26歳)を、罪の部分を含めて描くということは、珍しいのではないでしょうか。

監督はデヴィッド・フィンチャー。「セブン」(1995)や「ベンジャミン・バトン」(2008)では、非凡なのは分かっても好きにはなれなかったのですが、今回の映画は、ファースト・シーンからラストまで、すべての場面で全く緊張が緩むことがなく、それでいてイヤなやつだと思っていた主人公にラストでは感情移入してしまうという、秀逸な作品になっています。誰かがフィンチャーをヒッチコックに例えているのを読んだことがありますが、その意味が少しだけ分かった気がします。

フィンチャーの次作は、ダニエル・クレイグ=007の「ミレニアム」、スウェーデン映画のリメイクですが、今から楽しみです。なお、「ミレニアム」のヒロインに抜擢された新進女優ルーニー・マーラは、今日のソーシャル・ネットワークにも重要な役で出演していました。

さっき知りましたが、ソーシャル・ネットワークは、アカデミー賞でも監督賞など8部門にノミネートされたことが今日発表されました。

 

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禁煙指導 原稿とテレビの校正

2011-01-26 17:20:43 | 院長ブログ

昨夜は北部病院耳鼻咽喉科との勉強会でした。部長の門倉先生は、禁煙指導を一生懸命されており、喉頭がんなど耳鼻科領域の癌のリスクは明らかに高まり、親の喫煙によって子供の中耳炎の悪化を招くなど、病気になる前に予防したいという先生の情熱が伝わってくるお話をうかがいました。昨年の区民祭りでも、イベントを行って、禁煙のアピールをされたそうです。何ごとであれ、世の中のためになることを、一生懸命やっている人は好きですので、門倉先生を応援したいと思います。

私はというと、もちろん自分は喫煙しませんし、中耳炎のパンフレットhttp://home.catv.ne.jp/hh/fukami/AOM.pdfにも親の喫煙のリスクにつていも書いているのですが、患者さんに禁煙を勧めるときは、甘くなりがちです。リスクを分かった上で人に大きな迷惑がなければ、本人の自由であり責任であるという気持がどこかにあるからです。しかし、喫煙は受動喫煙の問題、癌になったとき家族に物心両面での負担をかけ、国に高額の医療費を負担させるなど、明らかに人にも迷惑をかけます。

昨日、医事新報の原稿と、テレビ神奈川の放送(1月28日)の出演部分の、それぞれの最終校正の依頼がメールで届いていました。昨夜は帰宅が遅くてできなかったので、今朝早起きしてチェックしました。テレビの方の画像は、データ便というデータ無料転送サービスが使われていました。メールに添付できない大容量のデータには、こういうサービスがあるのですね。ひとつ勉強になりました。午前中は税理士さんと面会。今日は午後に映画を見たかったので、早起きをしたのです。

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