猛暑だったのが、急に秋みたいな涼しさになりました。風邪をひかないように、注意してください。
昨日も、IKEAでブランチをとった以外は、原稿書きに終始しました。その中で、たまたまテレビをつけたら、樫本大進さんが、フィンランドの女性指揮者スサンナ・マルッキ指揮のN響と共演で、ラロのスペイン交響曲を演奏していました。樫本さんは、少年のころから国際コンクールで優勝し、将来どこまで伸びていくのか、期待されました。現在はあのベルリンフィルの第一コンサートマスターです。昨日のスペイン交響曲はどうだったかというと・・・少し、輝きに欠けていたような感じでした。
コンサートマスターは、演奏はもちろん一流でなければなりませんが、個性派も多いであろう楽団員たちをまとめるため、人間的にも優れていないとできないことです。ベルリンフィルでは、コンマスは試用期間があって、楽団員の投票で本採用が決まるそうですが、樫本さんは8割か9割の楽団員の支持を集めたそうです。
演奏は天才だが、人間関係を持つことはうまくできないという人もいるようですが、樫本さんはそのタイプではなかったようです。