2019-10-11大分発・北海道一周 自走車中泊 夫婦旅(城ケ倉大橋・八甲田山・奥入瀬渓流・十和田湖』 (45日目(東北編・青森)

2019-10-12 15:43:01 | 北海道一周 自走車中泊夫婦旅

2019-10-11(金)

青森県弘前市にある『道の駅 ひろさき』で44日目の朝を迎えました。
天気は晴 気温16℃
風が冷たい朝です。
AM7時20分『道の駅 ひろさき』を出発!

今日の最初の観光地はココ!
弘前方面から八甲田に向かう途中にあります。

AM8時10分
城ケ倉大橋到着!



今日の観光の流れは
『弘前』→『城ケ倉大橋』→『八甲田山』→『奥入瀬渓流』→『十和田湖』の流れ。





城ヶ倉渓谷に架かる日本一の上路式アーチ橋(全長360m・アーチ支間長225m)です。



谷底からの高さは122m。

十和田八幡平国立公園の豊かな森を眼下に見ることができます。
景観に配慮した耐候性鋼材による無塗装仕上げも特徴です。

橋の両側には胸の高さまでの欄干しかありません。
谷底を撮っていると吸い込まれてしまいそうになり、高所恐怖症の私にとっては足がすくむばかりです。
ブログを書いていなければ絶対に撮らないであろう写真です(笑)
腰から下の力はすでに抜けています。
高所恐怖症の皆さんは分かってくれますよね(笑)




目の前に広がる晩秋の渓谷。
アーチ橋の影が真一文字に映し出される壮大な自然。
ここが紅葉で真っ赤に染まる頃にもう一度来てみたいものです。



AM8時35分。
『八甲田山ロープウェイ』到着!


公式の案内に始発はAM9時となっていましたがすでにロープウェイは運行されていました。

8時45分発に間に合いそうです。
すでに満員電車のようにギュウギュウのロープウェイの中に押し込まれるように乗り込みます。

スタッフのお姉さんが大きな声で『5人でーす、3人でーす』と大声で言ってました。
定員が"100人"なのですが、詰め込みすぎでしょ(笑)

この日は15分間隔で運行のようです。(20分間隔もあり)
大人1人=2,000円


ロープウェイで山頂へ。
10分間の空中散歩です。
登る途中の景色。




私も今回初めて知ったのですが
「八甲田山」という名称の山は存在しません。
大岳を主峰とした赤倉岳、井戸岳などの「八甲田連峰」を「八甲田山」と呼ぶ方も多いのですが間違いです。
正しくは「八甲田連峰」なんです。


『アオモリトドマツ』
八甲田山と言えば、青森市の木『アオモリトドマツ』の樹氷で有名ですが、その夏の姿は実にユニーク!!
青い松ぼっくりが樹上でその存在感を放ち、まるで天然のクリスマスツリーのようになるのです。




紅葉ではなく黄葉の山も綺麗です。


さて、ロープウエー山頂駅から『八甲田ゴードライン』という散策路が整備されています。


1時間コース(1,8㎞)と30分コース(1㎞)があり、私たちは30分コースを、歩きました。
道は木道等でよく整備されています。



道標も完備されていて、安心して散策することができます。


ただ、多少の上り下りがあります。




『湿原展望台』



一番目の展望台の田茂谷湿原の景観は見事でした。


嫁はさらに先の展望台へ急ぎます。


八甲田山の空と雲と風の景色にしばし見とれていました。



ロープウェイで下に降りる途中の景色も周りは黄葉に覆われていました。





10時45分
ロープウェイで下まで降りてきました。
次は『奥入瀬渓流館』を目指します。
AM11時出発!

その途中。
たくさんの方が車を停めています。
その光景に絶句。


地獄沼の紅葉です。


驚いたのは駐車場でもないのに観光バスが停まっていること(2台)
それほど有名で綺麗なんでしょう。


この旅で初めて紅葉で感動しました。

さらに車が停まっているので観ると『睡蓮沼』がありました。


ここにも駐車場らしい場所は見当たりません。


誰も停めていなければ見逃してしまう場所ばかりです。


このコースを選択した嫁に『星 ⭐️⭐️⭐️』あげます!


いつもながらの寄り道でなかなか奥入瀬に着きません。

ここは『ブナ林』



もうね、感動しっぱなしです。

『奥入瀬渓流館』
やっとの事で12時30分到着です。




ここから少し休んで『石ヶ戸休憩所』へ。

13時 『石ケ戸休憩所』到着!
クマがここの近くで目撃されています。
嫁、ガッカリ!



ここから『阿修羅の流れ』を目指して歩きます。
地図を見ると『なーんだ近いじゃん』と思うかもしれませんがこれがなかなか大変なんです。



途中の景色。
水が綺麗すぎて底しか映っていません。




『石ヶ戸の瀬』




この頃から足の裏がジンジンしてきます。



嫁はズンズン前に進んでいきます。


へー!
足が痛く無いんだろうか!
と思っていたら少しでも早く休憩したくて急いでいた、とのこと。
イヤイヤ、休憩ならその場で休んだら良いんじゃないの?


私が正しいのか?
嫁が間違っているのか?
いったいどっちなんでしょうか!



14時
『阿修羅の流れ』に到着。



阿修羅?
うーん、これが阿修羅の流れなのかぁ。




でもここが自分が決めた折り返し地点。
来るときは45分かかりました。


さて引き返します。
踏まれるかもしれない道のど真ん中で頑張っている直物です。
応援したくなりますね。


14時30分『石ケ戸』に帰ってきました。

さてさて、無くなるかも?
と思っていたSDカードをついに使いきってしまいました。

用意したのはSDカード5枚。
64G(1枚)、32G(3枚)、16G(1枚)とCFカード32Gが1枚。

SDカードは全て使い切りました。
残るCFカードは浦和戦用にとっています。
使うわけにはいきません。
これからはスマホでの撮影となります。
どこかで電気屋さんがあればなぁ。
明日でも探す予定です(笑)


さて、続き。
ここで軽く昼飯を食べ『十和田湖』へ出発。
15時に十和田湖到着。



ちょうど遊覧船が帰って来たところでした。
ツアー客の方たちが大勢降りてきます。
殆どが外国の方々ばかりです。


私たちは時間が無いので移動。

この日の車中泊ができる場所を探し、峠をいくつか超え移動すること1時間30分。
日も沈んだ17時『道の駅 虹の湖』に到着です。

『やっと休める』
そう思った私に耳を疑う衝撃的な言葉が嫁から。

『ここはダメ! 悪いけど場所を変えよう』
『はぁ? どうして?』

『いるよの、アレが』
『(まさかタヌキやキツネじゃないだろうし、足のないアレか?)アレってなに?』
『カメムシよ、カメムシ!2匹もいるの、臭いのよ』.


この人は何を言ってるんだろう?

ヒグマが出るから場所を変えよう・・分かる。
足のないアレ・・まぁ分かる。
カメムシ2匹で移動・・意味不明。

しかし我が家には結婚の時に交わした鉄の掟があります。
『カメムシには逆らうな・・じゃなくて口ナビ様には逆らうな!』

で、結局カメムシくんに負けて移動することに。
『分かった、で次の道の駅は近いの?』
『うん、ここからすぐ』

夜の山の中を走ること30分。
『近〜〜〜〜い』(泣)


結論!
嫁に勝ったカメムシくん、君は世界最強のムシだ!













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