2019-10-18 第29節(アウェー)浦和vs大分 93分ごっちゃん決勝弾! 大分勝利!

2019-10-20 14:53:29 | 大分トリニータ
ゴール決めた瞬間。
誰よりも先にごっちゃんに駆け寄りごっちゃんを抱きしめた監督。
これが大分なのだ!
これがトリニータなのだ!


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2019-10-18日(金)
第29節 アウェー浦和vs大分。
私たちにとって埼スタはお初。



前日の夕方、下見と場所取りに行ったものの、当日の朝7時の列整理に間に合わず、結局列に入れていただくことになりました。


Aさんお世話になりました。
『ありがとうございました』


17時開門。
これが埼スタです。
今日は金曜日開催なので満員は無理でしょうが、それでもその大きさに武者震いがしてきます。
憧れていた埼スタです。



挨拶に来た高木。


彼も緊張しているのかなぁ、と思っていたのですがいつもの高木でした(笑)



そして大分の選手たち。



こちらはさすがに緊張感満載かと思いきや、さんぺーと成豪はにこやかに喋りながらの登場です。



もうね、緊張するのヤーメタ(笑)

いやいや、それでも他の選手に笑顔は見れませんでした。
タナタツ





ハセ


ごっちゃん


ミサ


コヅ



怪我から復帰のトモキ


アレ?
島ちゃん、何がそんなに可笑しいのでしょうか?


ここにも心臓に毛が生えている人が1人いました。
いったい何人の心臓に毛が生えているのでしょうか?
大分の選手恐るべし(笑)



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『試合開始』

前半は大分のペース。
『13分』
レイがドリブルでカットイン。
小塚とのパス交換の後、レイがペナルティエリアでシュート。
左のポストに当たり跳ね返ったところに詰めたごっちゃんが体を投げ出したがわずかに合わず。
本当にタイミングはわずか。
成豪がゴールと思って両手を上げたほど。




しかしエンドが変わった後半。


ペースは浦和に!



『やられた!』と思った場面が何度もあった。
そのたびに高木がスーパーセーブを見せ、DFが体を張り、選手全員がゴール前に立ちはだかった。

『90分』
大分に絶体絶命のピンチが訪れた。
ファブリシオ選手がカウンターで持ち上がり、ペナルティエリア手前で大分DFをかわし高木と1対1に。
しかしここも高木がスーパーセーブ。
高木のこのスーパーセーブから勝負の流れは大分へ。


アディショナルタイム3分。
このままいけばスコアレスドロー。
アウェーの地で勝ち点1は決して悪くはない。


でも、私たちにとって初めての埼スタ。
この埼スタで大分よりの使者を歌いたい。


『埼スタで勝ってレッズサポを黙らせたい』
そう言っていたフジモンはいない。
しかし大分にはごっちゃんが、さんぺーが、伊佐が・・・まだまだゴールを決めきれる選手はたくさんいる。
前かがりになった浦和。
大分にチャンス!
アディショナルタイム、残り30秒。

大分がボールを持った。
しかし勝利の女神は簡単にマイボールとはさせてくれない。
まるでピンボールのようにさまよったボールはJ3を知るさんぺーの腹に当たり途中ガンバから大分へと来たタナタツの元へ。
タナタツが持ち上がる。


そのタナタツをオーバーラップした選手がいた。
鹿島から来た三竿だ。



怪我で苦しんだ三竿にボールが繋がる。
『最後はアディショナルタイムだったので、もう出し切ればいいかなと思った』

ゴール前には伊佐とごっちゃんの姿。

『最初はニアに流し込もうと思ったのだが伊佐が結構疲れていて、ファーに後藤が見えたので、しっかり後藤の前のスペースに落とせば絶対に決めてくれると思った』
三竿がクロスを上げる。
ごっちゃんが頭で叩きつけた。
ボールは元大分トリニータ西川周作選手の横を抜けネットに刺さった。



試合開始から93分。

埼スタが沈黙した。
(と感じた)


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ゴールを決めたごっちゃんは一瞬大分サポに向かった。


しかし次の瞬間100mダッシュをするかのように監督の元へと走った。

同時にごっちゃんに向かって走っていた監督。

『後藤は最後まで90分間、タフに戦える。
シュート力のところでも、ずっと一緒にやっているが、一発を持っている選手なので。
強度の高いゲームになると思ったので、強度を保てる選手をピッチに残しておきたいと。
それで後藤を頂点とシャドーとで回す形を取った』



こっちゃんを信じ90分間使った監督。
(吉さんの頭をナデナデするのは誰だ!)



その監督の気持ちに応えて決勝ゴールを決めたごっちゃん。
(だ、か、ら吉さんの頭を・・・こんなことをするのはあの男しかいない(笑))



ゴールまでの道のりは長かった。

そのごっちゃんの苦しみを一番近くで見てきた監督もまた苦しかったのではないだろうか。



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埼スタでの勝利。



思えば6年前。
3点取って4点取られた埼スタ。


『何を置いても埼スタに行く』
J1に昇格した時からずっとそのことを言い続けた嫁。




この完全アウェーの地でレッズに勝つ!
その夢が叶った。
(ごっちゃんが吠えた!)





選手が引き上げてくる。
その顔は疲れていても誇らしげだ。



赤一色の埼スタに陣取った青いサポたち。
その場に自分がいる。
なんという幸せなんだろう。


雨の中、よくぞ戦ってくれた。
よくぞ勝ってくれた。

埼スタに流れる、"大分よりの使者"

『最高で最愛の大分トリニータ』

伊佐を見た。


泣いている?



いろいろな想いが込み上げてきた。

熱いものが込み上げてくる。
頬を伝うのは決して涙ではない、雨なのだ。




『た・か・ぎ』コールの中。
(レイの笑顔)



"むしって〜ん"
(星の笑顔)


そしてお笑い芸人も逃げ出す芸達者といえばこの人。



我らが"さんぺー"



この人の行くところ常に笑いあり。



そしてそして今日のヒーロー



"ごっちゃん"登場!
なぜか笑う後ろの選手たち。



ごっちゃん渾身の演技。
『ご・ と・う!ご・と・う!』





冒頭にも書いたが・・

ゴールを決めた瞬間。
誰よりも先にごっちゃんに駆け寄りごっちゃんを抱きしめた監督。
この場面が今の大分をなによりも表している。
情に流されることなく常に冷静沈着。
しかし誰よりもトリニータを選手を熱く愛する監督。
これが大分だ。
これが片野坂トリニータだ。




29試合を終えて7位!
残り5試合!
目標勝ち点 残り『2』



この時期に怪我人が全員復帰した。
これは有難い!
また熾烈なレギュラー争いが始まる。
その中で選ばれた選手は結果を出すために走り!闘う!
チームのために!
自分自身のために!



この監督と選手の間にプロ同士の信頼関係が続く限り大分はさらに走り続けるに違いない。





頑張ろう!
大分トリニータ!!
頑張ろう!
大分12番!!






















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