昨日の続きで、きちんと食べられるには、ちゃんとした入れ歯を使用いただくことが前提となります。 現行の保険制度では、保険で完璧な入れ歯を作るのは不可能です。( あくまでも一般論です ) 入れ歯は言うに及ばず、全ての処置において、保険点数を上げるべきです。 口のケア、処置が適切に行われれば、全身の健康へ強く反映されるのは自明の理です。 全医療費内、歯科の占める割合は、わずか、7%。 現状の点数を2倍にしても、事足りず、とでももうしましょう。 保険制度が、疾病保険を前提に構築されているからでしょうか、神経をとるといういわゆる悪い医療行為(語弊がありますが、わかりやすく表現して)に対しての報酬(点数)は、比較的高いのに、その後、その歯を永久に持たせるための医療行為(根治といわれています)や、 上記した入れ歯を作るなどの、良いしかも難しい医療行為は、おそろしく点数が低いのです。