もらい物の未使用、エクストラバージンオリーブオイルが、押し入れに所狭しと並んでいる。 田舎育ち、田舎生活の人間は、母親に代表されるように、オリーブオイルを使用する習慣がない!! どうしてこんなにも身体に良い油を使用せず、業務スーパー、ヤオコウで、サラダ油を買ってくるんだ!!(サラダ油の良し悪しを自分は気にしませんが~) 三島由紀夫の檄文が頭をよぎる。「どうして、自分らを否定する憲法にペコペコするんだ!」 どうして、わざわざ身体によい油を使わないで、サラダ油を買ってくるんだ!! 何年も前のオリーブオイルだけれど、封を切ってなければ大丈夫だろうから、片っ端から使用する。 いや、使用しなければならない!!
昨晩、BS – NHK で、「2・26事件特集」をしておりました。驚愕の事実が浮かび上がりました!! 事件の1週間前、すでに、海軍首脳部に、高橋是清などの暗殺対象者リスト、安藤中尉はじめ陸軍皇道派の事件首謀者を記した極秘資料が渡っていたのです。 これが何を意味するのか、深く、深く考えてしまいますが、陸軍上層部を経ずして海軍に情報が行くわけがありませんので、やはり、陸軍は組織で天皇親政の「昭和維新」を優視していた可能性が大でしょう。しいては、海軍の一部にもその傾向はあったのかもしれません。 裏の裏で、陸軍は海軍の出方を見ていたでしょうし、海軍は、先の先を見て、あわよくば、陸軍内の内紛で、陸軍の解体のようなことを考えていたのかもしれません。 真実は闇の中ですが、番組で紹介された資料が、超第1級の歴史資料であることに違いはありません。 いつも思うのですが、歴史とは奇なり!もし、2・26事件で、鈴木貫太郎侍従長が暗殺されていたら、その9年後ポツダム宣言受託から終戦のめどは立たず、もしかしたら、日本は本当に滅亡していたかもしれません。 鈴木貫太郎が銃弾を浴び、瀕死の状態で、さらに青年将校が軍刀でとどめを刺そうとした瞬間、妻のタカが、「高齢です。もう十分でしょう。これ以上はどうかなさらないでください」」と懇願した、あの言葉が無かったら、今、我々は日本人として存在していないと思うのです。