食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

世界ふしぎ発見!~シンバル!

2019-03-24 06:50:50 | 日記

歴史好き歯医者のひとり言~  昨晩の「TBS世界ふしぎ発見!」は、イスタンブールの特集でした。 ヨーロッパとアジアを隔てるボスポラス海峡を股にかけて広がるイスタンブール。トルコ共和国最大の都市であり、経済、文化の中心地でもあります。 番組は、案の定、ボスポラス海峡のズームアップから始まりました。 ボスポラス海峡と聞くと、どうしても小学生時代に目にした、五木寛之の「四季・奈津子」の映画ポスターを思い浮かべてしまいます。 黒海の岸辺に半裸の烏丸せつこが立っていて、「君はボスポラスの海を見たか」という宣伝文句がついていたと思います。 あの当時、子供ながら興奮のるつぼにはまりました。 ちょうどその頃、池田満寿夫の「エーゲ海に捧ぐ」が芥川賞をとったり、ジュディ・オングがヒット曲「魅せられて」で、エーゲ海からの風、と歌ったり、さらには、久保田早紀がヒット曲「異邦人」をだしたり、極めつけは、庄野真代の「飛んでイスタンブール」 まさに、中東というかオリエントが一世を風靡していたような気がします。エキゾチックという言葉がひとり歩きした時代とも言えましょう。 イスタンブールを舞台にした有名な映画に、「オリエント急行殺人事件」「007ロシアより愛をこめて」があります。後者は、サウンドトラックとボンドガールの美しさがあまりにも有名でして、もしかしたら、007シリーズの最高傑作かもしれません。  ボスポラス海峡では、サバが大量に釣れるようで、焼いたサバをパンにはさんだサバサンドはイスタンブールの名物ですが、番組では触れていませんでした( クイズに出るのでは?と山を張りましたが~苦笑) ノアの箱舟、トロイの木馬、黄金の国トラキア、ビザンツ帝国、東ローマ帝国、オスマン帝国と、世界史の中心として変遷を重ねるトルコ共和国、イスタンブール。 一度は訪れたいと思いながらいまだ願いかなわず、是非というか絶対に行くつもりです。 番組自体は、宝石など、あまり興味を引くものではありませんでした。唯一、シンバルが、オスマン帝国発祥で、戦争時に大きな音を出し、敵を威嚇するのに使用されていたという史実は収穫でした。  あしからず。


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