食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

お茶漬け

2009-09-07 09:26:25 | 日記
 夏の終わりを感じるこの時期、忘れていた食感が蘇ってくる。



  「お茶漬け」


 白米に緑茶をそそぎ、「ずるずるずるっ」と食道に流し込む。


 残り 2、3 粒を放り込み、至福の数分間が終わる。



 非を鳴らされることと思われるが、日本食なら、いずれいかなる料理にお茶をかけても、「お茶漬け」として成り立つ気がする。



 とんかつ茶漬け、ひつまぶし、鯛茶漬け、、、、、群雄割拠している中、


 親子丼、牛丼に緑茶をそそいでも、絶妙に美味しい。



 吉野家に用意されてあるお茶は、牛丼にかける為のものである。


   一度、お試しくだされ。。。。。



 この上ない「お茶漬けの具」の存在をご存じだろうか?



 「ふぐの子」といい、猛毒であるふぐの卵巣を粕漬けにしたものである。


 特別許可を受けた、石川県の指定地域でのみ生産を許されている、珍味。。。




 ただ、お茶漬けは、大凡、噛まずにのみ込むため、消化にはよろしくない。




        それが、醍醐味なのであるが

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1 コメント

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訂正 (ライター)
2009-09-07 10:52:51
ふぐの子    


 卵巣を粕漬け ⇒  糠漬け
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