食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

シェルブールの雨傘~から

2018-10-28 18:33:26 | 日記

歴史好き歯医者のひとり言~  「シェルブールの雨傘」というフランス映画があります。 アルジェリア戦争のさなか、フランス、ノルマンディー近郊にある港町・シェルブールを舞台に、若い恋人の結ばれない恋をテーマにした内容です。 などという、筋書きじみた能書きは無用でしょう。 当時、19歳のカトリーヌ・ドヌーブの主演作品、が説明の全てです。 映画音楽も有名ですね。 ちなみに、アルジェリア戦争(アルジェリアのフランスからの独立戦争)をテーマにした映画に、「アルジェの戦い」という名作があります。 50年ほど前に作られましたが、現在のテロ・報復、負の連鎖を予言しているかのような完璧な訴え、恐ろしいほどに現代を描写しておりますので、是非、ご覧くださいませ。 話を「シェルブールの雨傘」に戻しまして、アルジェリア戦争の影の濃い街を舞台に、戦争に引き裂かれる幼い愛の物語が展開されます。 映像を覆っている雨、その雨により忌まわしい戦争の影がけむらされているかのようにも感じ取れます。 ちなみに、ラストシーンのガソリンスタンドは、撮影に使用されたことすら知らない持ち主によって、今も営業中のようです。 昨日、世界文化賞授賞式での、カトリーヌ・ドヌーブのインタビュー映像が目に留まり、書き込んでみました。 ちなみに、「シェルブールの雨傘」の面影は・・・・・笑

 


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