昨晩、深夜~ BS-NHKで、ツタンカーメンを特集しておりました。ツタンカーメンと聞くと、古代エジプトのファラオの中で最も有名な人物としてイメージされますが、二十歳そこそこで死んだ(病死説、or 他殺説)ことぐらいが印象深く、何か特異的な業績があったのかどうかはわかりません(父親のアメンホテプ4世が宗教改革のため、首都をアマルナに移したのですが、それを、彼が、メンフィスに移しかえたことぐらいしか知りません)番組でも、ツタンカーメンの死について謎解いてゆく感じの冒頭シーンでしたが、いつものことながら、瞼が閉じてしまい、以後の記憶がありません~~💦💦 自分的には、ツタンカーメンの死後、周囲で起こった出来事の方に興味を掻き立てられます。ツタンカーメンは、異母姉弟のアンケセナーメンという女性と結婚しておりました。未亡人となったアンケセナーメンは、実の祖父から求婚されます。それを嫌がって、エジプトの敵であるヒッタイトの王子と結婚しようとしますが、祖父にばれて、彼の手により、ヒッタイトの王子は暗殺されてしまいます。その後、アンケセナーメンは嫌々、実の祖父と結婚することになります。古代エジプトでは、ファラオの一族は、神であり、他の人間の血を入れてはならないという考えから、このように近親婚を繰り返していたようです。 ちなみに、ツタンカーメンの義理母である、ネフェルティティは、絶世の美女の誉れ高く、その肖像に魅了されたヒットラーによりエジプトから盗まれ、現在、ベルリン博物館にその姿が展示されております。 あしからず。