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テレビっ子のひとり突っ込み

『シンデレラはオンライン中!』 第5話 あらすじネタバレ感想

2020-09-13 02:53:49 | ┗ シンデレラはオンライン中!
第5話 「"カノジョ"は俺のもの!」

バスケットコートのシャオ・ナイの姿を見て、勝負を挑むツァオ・グァン。理由も分からずとりあえず受けて立つシャオ・ナイ。
そして1on1が始まる。

2人の対決の間、ツァオ・グァンについて噂をする愚公たち。彼らの予想通り、シャオ・ナイのストレート勝ちで勝負は終わる。ハイタッチの構えで待つ愚公たちをクールに無視するシャオ・ナイ。(誰かもわからないツァオ・グァンに勝ったとて、嬉しくもないしテンションも上がらないのでしょう。)
なぜ勝負を挑まれた?と問うハオ・メイに、シャオリンの彼が、確かツァオ・グァンは微微(ウェイウェイ)を狙っていたと自分の彼女に聞いたことを告げる。
その会話を聞いたシャオ・ナイ、急に火が付き「やり直しだ。さっきは手加減した。」といって、もう一度ツァオ・グァンとの勝負を始める。

シャオリンの彼からの電話で、シャオ・ナイが寮に戻ったことを知り、沸き立つシャオリンたち。
そんなのとっくに知ってたと言って、シャオ・ナイが手紙を渡そうとする女子をスルーした話をするアルシーと微微(ウェイウェイ)。そこから、男神はどんな子がタイプだろうという話になり、ツァオ・グァンにシャオ・ナイが好きだと言ってしまったことを思い出して罪悪感を感じてしまう微微(ウェイウェイ)。でも結局は「まぁいいや、男神がそのことを知ることもない」と開き直った様子。(まさか、さっきまで微微(ウェイウェイ)をめぐるバトルが繰り広げられていたとも知らず・・・)

ゲームにログインすると、奈何からボス戦へのお誘いがあり、指定の場所に行く微微(ウェイウェイ)。みんなで戦おうということになるが、このボスは女だけの時には攻撃力が半減するが、男がバトルに加わると嫉妬で攻撃力が倍増すると言って一歩引いている微微(ウェイウェイ)。でも、結局みんなで戦うことに。

ボス戦に勝利はしたものの、カスみたいな報酬が出たことをネタに愚公たちが騒がしく言い争いをしていると、フリーズしていた微微(ビビ)が、さっきのボス戦で動画コンテストのストーリーを思いついたとみんなに告げる。


キャスト
女山賊・・・蘆葦微微(ロイ・ビビ)
楽師・・・一笑奈何(いっしょうないか)
兵士1・・・愚公

語り『楽師が都への道中で女の山賊に遭遇し、寨(とりで)に連れ込まれた。そのうち山賊は楽師に恋をするけれど、楽師は心を開かない。』

女山賊の居城に閉じ込められて生活する楽師は、女山賊がかいがいしく世話をするも、無表情でずっと箏を弾いている。

女山賊『私の祖父も山賊。父も山賊。だから私も生来の山賊なの。追いはぎ以外は何もできないし、何のとりえもない。寨(とりで)の住人も皆山賊よ。そんなに私が嫌い?私は人を殺めたことはない。本当よ。確かに悪人だけど・・・私も村の女の子みたいに鶏や鴨を飼って日の出と共に畑に出て、日が落ちたら帰る、そんな暮らしがしたい。でもそれは夢。叶うことはない。行って。解放してあげる』

語り『山賊は楽師を解放した。でもどうしても離れがたくて、こっそり後をつけたの。すると竹林から妖怪が現れ、楽師を襲った。』

逃げ惑う楽師と、それを追う妖怪。転んでしまった楽師に妖怪が襲い掛かろうとしたところで、飛び出して妖怪と戦い始める女山賊。驚いた様子でそれを見守る楽師。拮抗した戦いの中、妖怪は楽師に向けて斧を放つ。倒れたままの楽師はとっさのことで何もできずに覚悟を決めたように目を閉じるが、そこに、覆いかぶさるように女山賊が楽師をかばい、背中で斧を受ける。傷を追いながらもなお妖怪に立ち向かい、なんとか征伐する。

語り『山賊は命がけで彼を守った。ついに楽師は彼女を受け入れ、一緒に寨(とりで)に戻って結婚したの』

山賊の婚礼の場なのか、閑散としてはいるが赤い布で飾られた広間で、楽師が奏でる箏に合わせて踊る女山賊。
そこに、甲冑をつけた兵士たちが乱入し、婚儀に出席していた山賊たちも応戦する。他の山賊たちはみな兵士にやられてしまうが、女山賊は楽師をかばうように何人もの兵士を相手にし、なんとか鎮圧。
ほっとして楽師の方を振り向くと、静かに女山賊の方に向かってきた楽師が、持っていた短刀で女山賊のお腹を一突きする。
一瞬で何もかもを悟ったような哀し気な顔で倒れる女山賊を抱きかかえる楽師。

兵士1『長い間ご苦労様でした。おかげで山賊は全滅、民は平穏に暮らせます。大手柄ですよ。彼女は、殺さずとも・・・』
楽師『生きて苦しむより、死ぬ方がいい。』

語り『最後は楽師が彼女への愛に気づいて、崖から飛び降り、後を追う』


シャオ・ナイたちは、微微(ウェイウェイ)のストーリーに賛成し、制作にとりかかることに。
早速、山賊と楽師一行の出会いのシーンのセリフを入れていると、リアル世界の愚公が、椅子から転げ落ちる。
寮にいるシャオ・ナイ以外の2人がそれを見て爆笑。莫扎他(ぼさった)が、すぐにチャットで「爆笑だよ。愚公がイスから落ちた。」と報告。
それを聞いた微微(ウェイウェイ)は、リアル世界で莫扎他(ぼさった)や愚公たちが同じ空間にいることを知り、「一緒に住んでいるの?」と質問する。

そこから、シャオ・ナイたちが同じ学生寮に住んでいること、情報学部の学生であること、そして、微微(ビビ)もまた情報学部の生徒であることなど、ちょっとした個人情報をやり取りする。情報学部という共通点どころか、同じ大学であることもすでに知っているシャオ・ナイは、4人のやりとりを薄い笑みを浮かべながら静観する。
微微(ビビ)が情報学部ということを知ると、まさか後輩じゃないよな、とザワつく3人。ただ、情報学部の男女比が(9:1)だってことで、むしろ微微(ビビ)がほんとは男なんじゃと疑い始める3人と、それをからかうように会話を進める微微(ウェイウェイ)たちに、一人ニヤつくシャオ・ナイ。

アルシーも先日作ったIDで「倩女幽魂」を頑張って進めていくが、なかなかうまくいかない。ちょっと心が折れかけて、微微(ウェイウェイ)に応援の要請。微微(ウェイウェイ)がアルシーに代わって、アルシーのPCでアルシーのキャラのレベルを上げていると、そこに(どっかで見覚えのある)女子学生が美顔パックの訪問販売だと言って訪ねてくる。アルシーは、自分のゲームを完全に微微(ウェイウェイ)に任せて、訪問販売の女子学生の対応をする。アルシーがお金を払おうと財布を探しているうちにさりげなく微微(ウェイウェイ)が操作するゲームのIDを盗み見る女子学生。部屋を出るとすぐに、「微微(ウェイウェイ)のIDは『歓天喜地』、ゲームは『倩女幽魂』よ」とツァオ・グァンにメッセージを送る。(そう、4話の最後の方で、新聞部の仲間に彼女の趣味を調べろと言われ、同じ授業を取る女子学生に頼み事をしてたのがコレだったみたいです。)

微微(ウェイウェイ)のゲームIDを手に入れたつもりになって、「微微(ウェイウェイ)は絶対に渡さない」と心で呟くツァオ・グァン。(おそらくこれからこのゲームを始めるのでしょうが、手に入れた情報も間違っていれば、ほんとのIDを手に入れてたとしたって、時すでに遅し、って感じです。)

一方、伯父の経営する会社、真億テクノでインターンとして働くモン・イーラン。人事部に用事を見つけ、社長に言われたと採用候補者の資料を見見せるよう要求し、微微(ウェイウェイ)とアルシーたちルームメイトらの履歴書を候補者から外せと社員に告げる。不審に思いながらも、言いなりになるしかない人事部の社員。

場面が変わって、実家でシャオ・ナイ父と碁を打つシャオ・ナイ。
言葉を選びながらも、シャオ・ナイがゲーム開発に夢中になっているのを心配し、苦言を呈す父。
これに対し、シャオ・ナイは、父親の仕事に対する意義や理想を問いつつ、自分にとってはゲーム開発も同じで、伝え方が違うだけだと穏やかに話をする。
「それも一理あるな」
と言って、自分の狭量を反省し、応援するとシャオ・ナイに伝えるシャオ・ナイ父。
「ゲーム開発は25歳までと決めてるから」
と、父を心配させないために宣言をするシャオ・ナイ。
そして、来週、父の講義に出席すると伝える。
なぜだと問う父に、少しだけ照れたような笑みを浮かべて
「出席率が低いらしいから俺が上げようかと」
と、けっこうなナルシスト発言に、父への皮肉・・・。(まぁ、アットホームで遠慮のないいい関係を築いてる家庭なんだなっていうのは分かりますが、シャオ・ナイってば、お父さんにもけっこう毒舌です・・・。)

そしてあっという間に翌週のシャオ教授の講義の時間。出席者の少ない中、いつも通り(だろう)微微(ウェイウェイ)が講義が始まるのを待っていると「隣いい?」との声が。またツァオ・グァン的な面倒な人が来たのかと、ちょい迷惑そうな顔を浮かべて顔を上げると、そこにいたのはシャオ・ナイ!たくさん席が空いているのになんでここに!?って感じです。(シャオ・ナイの気持ちを知っているせいかなんか見てるこっちがドキドキしちゃう。)
隣に座るシャオ・ナイに、恥ずかしさと後ろめたさや緊張とかで顔を上げられなくなっちゃう微微(ウェイウェイ)。
あからさまに近づいてシャオ・ナイを見に来たり、スマホを取り出して写真を撮りだす外野。(こんなあからさまに写真とか撮るの?普通??)そしてSNSでシャオ・ナイが講義に出席していることが拡散し、めちゃめちゃ人が集まる。

シャオ・ナイ父が来て、出席者の多さに驚き呆れながら、生徒を試してやろうと、先週の宿題の発表を求める。
急にテキストを開いて下を向く学生たち。シャオ教授の視線は、シャオ・ナイの隣に座る微微(ウェイウェイ)に止まる。
どうせ、シャオ・ナイ目当てで今日だけ出席しているミーハー学生と思って当てると、馬王堆漢墓について調べたことと、自分の見解についてスラスラと述べる微微(ウェイウェイ)。(別にシャオ教授が悪者、って訳ではないんだけども、めちゃめちゃ爽快感のあるシーンです。)その姿を見て、感心したような嬉し気な表情を浮かべるシャオ・ナイ。

シャオ教授は、満足げな表情で微微(ウェイウェイ)を席に着かせると、「私のミスだな。常連を当ててしまった。」と言って授業を始める。
「私も昔は男前だった。」と言って笑いも取る。思わず笑ってシャオ・ナイを見てしまう微微(ウェイウェイ)。シャオ・ナイも微微(ウェイウェイ)を見ていたせいで、ほんのちょっと見つめ合う二人。気まずそうに前を向く微微(ウェイウェイ)。(微微(ウェイウェイ)が、シャオ・ナイを意識しながらも直視できないのをいいことに、シャオ・ナイってば微微(ウェイウェイ)を見つめ放題です。ちょっと話しかけてくれるのを待ってそうにも見える。)

授業が終わり、でもなかなか席を立たないシャオ・ナイ。教室を出たいのにシャオ・ナイが邪魔で出れない。「出たい?」とのシャオ・ナイの問いかけに、うつむき加減でうなずく微微(ウェイウェイ)。ようやくシャオ・ナイが席を立ち、道を空けてくれたところで、注目されるのが苦手な微微(ウェイウェイ)は、居心地が悪くなって逃げるように去っていく。それを少し心外な様子で見送るシャオ・ナイ。(やっぱり、微微(ウェイウェイ)をリアル世界でちょっとでも会話をしたかったんでしょう。)

慌てた様子で部屋に戻り、少し呆然とした様子でドアのところでフリーズしている微微(ウェイウェイ)。アルシーとスースーに、どうしたのと聞かれて、ようやくシャオ教授の講義にシャオ・ナイが出席していたことを報告。しかも、私の隣の席に座ったと。なんてラッキーなんだと羨ましがる二人。
写真は撮れたか、話はできたのか、携帯番号を聞き出せば友達になれるかも、と問いただす二人に、「全然」と答える微微(ウェイウェイ)。「うそでしょ!何も話せなかったの!?」と驚き呆れるアルシーに、「バカにしないで!少しは会話した。"ええ"って。」と自慢げに話す微微(ウェイウェイ)にあきれてがっかりするアルシーとスースー。

「分かってるわよ、次は頑張るわ。」とちょっと怒ったように水を汲みに行く微微(ウェイウェイ)。(学生寮のウォーターサーバーの水は、中身水道水なの???)
水を汲む微微(ウェイウェイ)とアルシーを見かけ、映画研究で一緒のアルシーが微微(ウェイウェイ)の友達であることを知るツァオ・グァン。新聞部の友人にからかわれるように、お前の女神だろ、水を運んでやれよ、と言われるも、「別の手がある」と自信満々の様子。(間違ったIDを掴まされているとも知らず・・・)

そして、最後の場面では、図書館で勉強する微微(ウェイウェイ)。それを見つめるシャオ・ナイの姿が・・・。




(5話感想)

5話は、わりとゲーム要素多めです。でも、後半とうとうシャオ・ナイが思い切った行動に出ちゃいます。(グフフ・・)

全然関係ないけど、愚公の話に出てくる、情報学部の男女比が9:1っていうのがちょっとびっくりです。そもそも中国国民の男女比と大学行く女子の割合とか分からないけど、情報学部って電気工学部とか機械工学部とかに比べて女子が多いイメージでした。(ちなみに、私が大学生の頃は、文系だっていうのに法学部なんかより断然、情報工学部の方が女子が多かったけど・・・。最近は違うのか?)

微微(ウェイウェイ)の作った女山賊の物語では、楽師のセリフがほぼないので、劇中、ほとんどちょっとした表情だけでの演技を求められているヤン・ヤンです。けっこう演技力あるなと私的には感心しちゃってますが。まぁ、そもそも全体的にこのドラマ、愚公みたいなキャラと違って(いや、愚公批判ではないです)シャオ・ナイはリアクションやセリフの抑揚、表情もそんなに変わらない、かなりクールな役なので、ほんとに1ミリだけ表情を変えて演技する、っていうような場面が多く、俳優として大きく成長したんじゃないかと勝手に思ってます。(「ときめき💛旋風ガール」よりもキャラにうまくハマっている気がする。)
ヤン・ヤン好きになってから、けっこうヤン・ヤンを検索してみたら、普段のヤン・ヤンは割と笑顔で変にはしゃいじゃったりする人(日本の俳優でいうと岡田将生がバラエティで見せる姿が一番近いような気がする)みたいなので、このドラマ見てからだとかなり違和感があるんだけども。(今書いてて思ったんだけど、そういうことだと、岡田将生も一緒だね。「昭和元禄落語心中」とか、普段とのギャップがすごかった。)

それから、なんだか久々登場のモン・イーラン、シャオ・ナイが社員になると信じて、微微(ウェイウェイ)とシャオ・ナイを会わせないよう採用候補者の中から彼女たちを勝手に外しちゃいます。ナナの入れ知恵のせいか、前よりもちょっとやな人になっている。

そしてそして、シャオ・ナイの父、登場。(母親もちょっとだけ登場します。)中国ドラマでは珍しい、息子に寛容でユーモアのある優しい父親です。もしかしたらシャオ・ナイが子供の頃からシャオ・ナイの痛烈な毒舌を浴びてきたのかも?でも、子供にそういう発言を許し、受け入れてるんだからやっぱ寛容な父だよね。

ちなみに、シャオ・ナイ父が息子のことをシャオ・ナイとフルネームで呼んでますが、日本人としてはちょっとこの、家族間でもフルネームで呼び合ったりする文化に違和感があります。(韓国もそうだし、夫婦同姓の国って世界でも少ないらしいけど)そもそも、母親も家族の一員なのに、通常母親だけ名字が違うっていうのも日本人の私からするとちょっと微妙。働く女性が増えて、夫婦別性でも全然いいんじゃないかと思ってましたが、中国ドラマをたくさんみるようになって、やっぱ日本は夫婦同姓の文化を大事にした方がいいんじゃないかって思っちゃいました。最近は、旧姓が認められるような世の中になってきてるみたいだし。銀行とか保険とかでも旧姓が公に認められるようになれば、結婚した際に名字変えた方が名義変更とかめんどい手続きをしなくて済むし。
話が逸れちゃったけど、中国では子供を可愛がって呼ぶ名前とか、男女間で親しくなった際に呼び合う呼び方とか色々あるみたいなんですが、それはまた別の機会に。

そしてとうとう後半になって、シャオ・ナイが微微(ウェイウェイ)への接触に乗り出します。前回、微微(ウェイウェイ)の履修票を調べてたのはこのためだったんですねー。
でも、隣に座って圧をかけるだけで、特に話しかけないって・・。どういう作戦!?リアルな自分をどう思ってるか探っているのか。うーん。男神の考えることはよくわからない。
今回は、あらすじが長くなったので、感想はこの辺で。


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