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テレビっ子のひとり突っ込み

「ギャラリーフェイク」

2005-01-08 22:38:12 | アニメ
 昨年放送されていた「モンキーターン」が終了して、とうとう「ギャラリーフェイク」がアニメ化されて放送されることになった。なんか、自分が好きで集めているマンガがアニメ化やドラマ化されるっていうのは、今まで育ててきた娘が嫁に行ってしまうような嬉しいような寂しいような気持ちがある。(まー、私なんかよりも、深い思い入れがある人なんてゴマンといるんだろうけど。)
 で、早速見たわけですが、やっぱ原作とは全然話の順番が違うね。モンキーターンもそうだったけど、やっぱ原作に忠実なストーリーで始めていると、けっこう人気のある登場人物の登場が遅くなったりして、視聴率が上がらないからなんだろうか?とにかくすでにサラが助手として第一回目から登場する。そして、一回目からすでにフジタがニューヨークメトロポリタンで腕利きのキュレーターとして働いていたが、同僚に陥れられて辞めたことまでもが明らかにされている。ストーリーがなんか薄い。これじゃあ、いろいろあくどいことをやってるが、実は腕はすごくて人情もある、いわば「美術界のブラックジャック」っていうようなフジタの人物像が、アニメから入ったギャラリーフェイク視聴者に伝わらないんじゃないだろうか、なんてちょっと心配も。
 ただ、モンキーターンの時にかなり不満だった、画力というか絵の下手くそさはちゃんと解消されている。ものすごく上手いって言うわけじゃないけど、さすがに美術品を扱うアニメだけに、描写技術が稚拙では話のリアリティがなくなるのだろう。まー、三田村さんとかサラとか出てきたときは顔だけ見てもちょっと誰なのか分からないところはあるけど。しかも、サラってマンガだと絶対トーンが貼られてるからてっきり黒人だと思ってたけど、日本人とちょっと色が違うだけで黒人ではないのね。そういえば中東系の王族だっけ?モンキーの青島さんの方が、よっぽど黒いね。

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