道の駅ロード銀山生産物直売棟「ぎんざん市場」のオープニングセレモニーに出席いたしました。
ご存知のように、道の駅「ロード銀山」は、道路・観光に関する情報の提供、
道路利用者のための休憩の場、そして交流の場の3つの機能を持つ施設として、
昨年5月に県内24番目の施設としてリニューアルオープンしました。
道の駅登録前と比べ約2割の利用増につながっているとお聞きしています。
今回オープンする生産物直売棟は道の駅「ロード銀山」を利用される地域内外
の方に、より満足していただくため、また、地産地消の拠点施設として平成22
年度に国の社会資本整備総合交付金を活用し、整備を行ったものです。
運営はJA石見銀山に委託しています。
大田市においては昨年8月に大田市地産地消推進協議会を設立し、毎月第3金・
土・日曜日を地産地消の日と定め、普及に取り組んでおられます。
私もこの協議会のメンバーとして地産地消並びに地元買物運動には注目してい
ますし、積極的に推進を期待しております。
大田市は、この生産物直売棟の設置により、地域で生産された新鮮で安全、安
心な農林水産物の提供を通じながら、大田市特産品のPRや各種イベントの開催、
農業に関する様々な情報発信を行い、生産者と消費者の顔が見える関係をつくり、
地域への愛着を高め、地域内流通を推進していくと言っています。
域内流通、特にリピーターを増やす方策は最も大切なことであり、
そのために農家、漁師さんの産品を年間を通じて安定的に仕入れる仕組みづくりは
最も基本的かつ重要なことだと思います。
JA・大田市にはこの安定的な仕組みづくりの確立を切望いたします。
もうひとつ苦言を呈すると、ロード銀山へ入出路の整備が必要だと感じます。
道の駅オープンと同時に9号線を西から入るときに右折路が新設されました。
しかし、交通量が多い時間帯はなかなか右折がままならない状況です。
また、ロード銀山から右折して9号線を東方面へ出る場合は最悪です。
なかなか、右折が出来ません。
近くのポプラの信号へ導く入出路が出来なければリピーターを増やしたくても
そう出来ない状況が生まれてくる様な気がしてなりません。
この入出路の整備とその隣接地に体験農場を作ると良いという意見もお聞き
しています。是非とも考えて欲しいものです。
ぎんざん市場オープン