入学式のシーズン真っ只中です。
桜吹雪が舞い散る中で、各学校が新入生を向かい入れて入学式が挙行されました。
昨日は大田高校、大田一中の入学式に出席いたしました。
大田高校は娘が入学いたしました。
普通科107名、理数科33名、合計で140名の新入生が新しい門出を迎えました。
定員140名にに対して充足率は普通科89.2%、理数科82.5%、全体で87.5%です。
昨年、平成25年度の充足率は普通科96.7%、理数科92.5%、全体で95.6%
一昨年、平成24年度のそれは普通科92.5%、理数科75.0%、全体で88.1%でした。
クラス数を維持する為にも、充足率が気になります。
特に理数科存続に向けては何とかしなければなりません。
入学式が終わり、各クラスのホームルームの中で理数科の担任の先生がこう言われました。
「看護師になろうとか、将来の進路を決めてこのクラスに入学した人もいるかもしれない。
しかし、一度白紙に戻して将来を考えて欲しい。
10年前はスマートフォンも無く、もちろん、フェイスブックもツイッターも無かった。
将来につく職業は今現在ではまだ存在しない職業かも知れない」と。
妙になるほど、とうなづいてしまいました。
大田市のまちづくりも今考えもつかない大きな発想力が必要な時かもしれません。
現在の枠組みを形式的に少しづつ変えるのではなく、大胆な変化が求められているのかもしれません。
5年先には、大田~多岐間の山陰道が開通していることでしょう。
10年先には大田市の人口が3万人を切るかもしれません。
今、将来に向けて考えなければ。現在は存在しない何かを。