大田市議会臨時会の開会により、議長・副議長の選任が行われたようです。
議長は「議場の秩序を保持し、議事を整理し、議会の事務を統理し、議会を代表する。」(地方自治法104条)に
あるように非常に強い権限を持っています。
同じ選挙で選ばれた同じ権利を持つ議員を議会を代表して束ねて行くためには当然だと思います。
副議長についても議長の事故あった時、欠けた時には職務を代行しなければなりませんから、その責任も付嘱されている
と考えるべきです。
当然の事ながら、その強い権限を付託出来る方を選任するべきです。
今回の選出においては、新人議員3人を向かい入れた最大政策グループの意向が大きく反映された結果となりました。
その責任は大きいものがあるでしょう。
聞くところによると、議長・副議長選挙ともに白票が投じられたようです。
数の論理に抵抗を示す表れだと思われますが、少数派との対話はあったと思いますし、
主張が平行線のままであれば、是とした数の多い方が勝るに従わなければなりません。
しかしながら、自分を選んだ有権者の意見を反映した行為だったのでしょうか。
ただの反旗だけでしたら、非常に情けない事です。
同時に常任委員会の配属とその正副委員長の互選も行われたようです。
常任委員会の委員長も委員会を代表する責任ある立場です。
過去の議員活動から、これに見合った議員を選ぶのが常です。
市民の皆様は今回の選任について、相応しい議員がその職に着いたと思われているのでしょうか?
そう思われなくても、選ぶのは議員で大方の市民の意見は反映されません。
選出に当たってはその責任を自覚して選ぶべきでありますし、
任につかれた議員はその職務を全力で取り組んで頂きたく思う次第です。