エイプリル・フールの昨日、笠岡市市制施行60周年記念式典に来賓として招待を受けましたので
大田ロータリークラブ会長として出席いたしました。
笠岡市とのご縁は、皆様ご存知のとおり井戸平左衛門正明公が取り持つ仲ですが、
まず、1987年(昭和62年)に大田・笠岡両ロータリクラブ間での友好クラブ縁組締結の調印
が行われたことに発します。
その後、1990年(平成2年)に大田・笠岡両市が友好都市縁組を締結し、今日に至っています。
ロータリークラブでは、お互いの創立周年を始め、ことある度に両市を訪問しあって友好関係を
持続しています。
というわけで、市長、市議会議長、商工会議所会頭と並んで来賓として招待されたということになります。
笠岡市では、平成20年10月1日から「笠岡市自治基本条例」が施行され、
市民、市議会並びに執行機関がそれぞれの責務に基づいて参加し、協働して自治を推進する
自治の基本原則を定めています。
その基本的考え方を受け、市民の思い・行動力・可能性を活かせるような政策をつくり、
また、その実現に向けて、平成20年6月に市民と市職員で構成する
「地縁組織との協働システム検討委員会」を設置し,将来を展望する施策づくりのため
13回の委員会を経て、平成21年3月31日に「地縁組織との協働システム提案書」を作成されました。
笠岡市ではこの提案書に基づいて「笠岡市地縁組織との協働システム構築計画」を策定し、
各地域で説明会を行い、計画書に準じて取り組んでいこうという地域(モデル地域)
を増やしつつ、計画書の内容を検証し必要に応じて修正していきながら、それぞれの地域の状況に
柔軟に対応し、地域内にある全団体・全住民が構成メンバーとなる、地縁型組織「まちづくり協議会」
を設立して地域との協働を模索してこられました。
そして、この市制施行60周年の記念式典で「笠岡市協働のまちづくり宣言」が
まちづくり協議会代表・市議会議長・市長により高々と読み上げられました。
注目すべき点は、今後において、まちづくり協議会に係る費用を補助金の統廃合し、新税(コミュニティ税)を創設して、
まずは市民税の1%程度を新税にあてて、原資の確保を目指す仕組みを検討する、というものです。
大田市に当てはめると、市税の1%は24年当初予算ベースで約3500万円。
同じく予算ベースでの「協働によるまちづくり推進事業」の事業費は2900万円。
差額は約600万円。この差はさておき、笠岡市のまちづくりについて少し研究してみる必要もあると感じました。
式典後は両市の市長・市議会議長・商工会議所会頭・ロータリークラブ会長が一同に会した昼食会が企画され、
地元の食材を使ったおいしい料理をご馳走になりました。
今期で勇退される高木直矢市長様、大変お世話になりました。
市長と議長さんの出張報告も知りたいですね。
笠岡市側が両市の友好関係をものすごく大切に
されている気持ちがひしひしと伝わってまいりました。
正直言って、一本取られたという感じがいたしました。
ああいうブログは公式にやるべきです。
守秘義務とか彼はどう考えてるのか?
プロ意識欠如。
個人的なブログで書くことじゃないです。
そういう意味では大田市は解約すべきです。