ここの所、大田市のこの数字の分析にずいぶん時間を費やしてきました。
特に近年の数値からみるとこの5年間は過去にない大幅な下落率になっています。
大田市に限らず県内21市町村のほとんどがこのような傾向になっています。
平成17年度から21年度の5年間の数値をもとに集計結果を記載したいと思います。
まずは、人口動態について考えて見ましょう。
平成17年10月1日の前回の国勢調査以後、今回の国勢調査までの詳細な動向を住民基本台帳の推移からの
推計人口をもとにまとめました。
平成17年10月 |
自然動態 |
社会動態 |
人口増減 |
||||
~平成22年9月 |
出生 |
死亡 |
自然増減 |
転入 |
転出 |
社会増減 |
|
合 計 |
1,370 |
2,924 |
▲ 1,554 |
4,792 |
5,790 |
▲ 998 |
▲ 2,552 |
単純な考察ですが、毎年約500人の人口が減少しています。
これは大田市の人口を約4万人とすると1.25%ほどが毎年減少していることになります。
出生より死亡、転入より転出が上回っており、自然動態、社会動態とも減少しています。
自然動態の減少は社会動態のそれより1.5倍強あり、まずは死亡を減らす、そして出生を増やし、
自然動態の減少を抑えることが急務です。
元気で長生きであるような施策展開と若者定住もしくは配偶者を市外・県外から連れてくるといった展開が考えられるでしょうか。
元気で長生きというと、成人病の予防や自殺対策、運動等による予防医学などが考えられます。
これは高齢者に限ったことではありません。
表を掲載すると情報が限られてきます。
細切れですが、続きは次回に。
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