大田市立病院に連接したヘリコプターの離着陸場の完成に伴い、ヘリコプター搬送の連携訓練と
見学会が行われました。
島根県のドクターヘリは昨年6月から運行が開始され、これまで数多くの患者さんを
県立中央病院まで搬送してきました。
より市立病院に近い場所に離着陸上ができたことにより、更に救急体制が強化されたように思います。
しかしながら、理想はいかなる症状でも市立病院で緊急手術が行えることであり、
この体制を整えていくという課題に変わりはありません。
ドクターヘリは、救急車での搬送より時間的にも格段に早くなりましたが
天候時や夜間の飛行はできません。完全ではないのです。
ドクターヘリの機体は、「BK117C-2型」という機種で
日本の川崎重工業とドイツのヘリコプターメーカーECD社(ユーロコプタードイツ社)が共同開発したヘリコプターで、
機体後部に大きなクラムシェル・ドア(観音開きドア)を備え、患者の搬出入が容易なことをはじめ、
機内での医療行為を施しやすい広いキャビンスペース、コンパクトなボディと機動性の良さなどが高く評価されており、
救急医療専用機として日本のほとんどのドクターヘリとして採用されているそうです。
さすがに離着陸時はすごい音と風でした。
離着陸時に砂や小石がこの強風により吹き飛ばされるのを心配していましたが、
このことに配慮して周りは芝が張ってあり、心配無用でした。
懸念していた隣接する県道への影響も無いと言う事でした。
消防の皆様が安全確保をされるということで、安心です。
ドクターヘリが離陸後は防災ヘリが着陸し、患者搬送の訓練を行いました。
ドクターヘリ離陸の様子をご覧下さい。
ドクターヘリ離陸
防災ヘリ着陸
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