あごう ひろゆきの「集志貫徹」 ブログ

生まれ育った「大田市」をこよなく愛し、責任世代の一人として、先頭に立ちがんばっています。皆様との意見交換の場です。

3月議会閉会 26年度予算可決

2014年03月21日 20時48分52秒 | 想・有・独・言

昨日20日をもって3月議会が閉会致しました。

3月議会は「予算審査」が非常に重要な要素となります。

審議の結果、「一般会計」並びに10の「特別会計」、並びに水道・病院の「企業会計」が

賛成多数もしくは全会一致にて可決されました。

 

ここで「一般会計」について概略を説明致します。

総額は243億6500万円。市長さんは24時間365日予算とおっしゃっていました。

前年度比13億5000万円、5.2%の減額編成になります。

この背景は、歳出では消防庁舎の建て替え(消防防災拠点施設整備事業 ▲5億2126万円)、

水産物卸売市場の建設(水産物卸売市場再編事業 ▲2億6185万円)

新不燃物処分場の整備(新不燃物処分場整備事業 ▲17億9870万円)などの

大型プロジェクトが一段落したことにより、投資的経費である普通建設事業費が伸率▲44.4%(▲26億2408万円)と

ほぼ半減した要素にあります。

 

今年度の新規事業としては、

携帯電話等エリア整備事業(5087万円)富山町芦谷地区、祖式町矢滝地区の携帯電話不感地区解消に向けて基地局の設置。

橋梁長寿命化事業(7300万円)計画に基づき、橋長15m以上の橋梁を年次的に改修・改善する。

小学校耐震補強・改修事業(2億1976万円)川合・池田・仁摩の各小学校体育館の耐震補強・改修工事。

新大田市立病院建設事業(1億4128万円)新病院建設に関連して発生する排水対策工事。

大田運動公園整備事業(4766万円)多目的広場にトイレを備えた管理棟の建設。

などです。

予算規模としてはやや落ち着いた予算編成だと感じます。

 

一方歳入の方は、地方交付税・市債・国県支出金などの依存財源が76.5%を占め、

市税等の自主財源の伸びが期待できない状況にあります。

基金は11億2516万円を取り崩し、残高が6億7781万円減少する見込みです。

市債は33億円増の365億9220万円となり、3ヵ年平均の実質公債費比率は0.3ポイント改善する見込みでは

ありますが27年度以降はプラスに転じることになりそうです。

あらゆる面で自主財源の確保に努めて欲しいと切望いたします。

 

平成26年度はこの貴重な予算を有意義にまた効果的に投入し、成果の見える事業展開を

お願いしたいと思います。

 

 


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