25日(土)、26日(日)の両日、山口県長門市にある長門湯本温泉にて
「第2回ジャズフェスタ in 長門湯本温泉」が開催されましたので、出かけてきました。
「長門湯本温泉」は今からおよそ600年前、室町時代に住吉大明神からのおつげによって発見されたと言われる
山口県ではもっとも古い歴史をもつ温泉です。
温泉街を川が流れ、川のすぐ脇を中心に12件のホテル・旅館があります。
ジャズフェスタは、温泉街の風情と音信川のせせらぎとともにジャズの音色を楽しみ、
地域を活性化しようと湯本温泉旅館協同組合と同フェスタ実行委員会が企画し今年で2回目。
音信川河川公園前駐車場をメーン会場に、公衆浴場「恩湯」下、きらきら橋の計3会場で、
山口県内外で活躍する17組が夕方から夜にかけて、28ステージを披露しました。
まさに、2日間は湯本一帯が音楽ホールとなるイベントでした。
(メインステージの様子)
(きらきら橋ステージ)
(公衆浴場「恩湯」下 特設ステージ)
温泉津温泉でもこういうイベントは実行できる可能性が大いにあります。
まず考えられるのが、「神楽」をテーマにしたイベントでしょう。
夏の暑い時期に開催はどうかと思いますが、秋の行楽シーズンに何ヶ所かにステージを設けて
こういう集中的なイベントで観光客誘致やおもてなしの為に工夫しながら実行してはどうでしょうか。
ここで夏のイベントの総括をしてみましょう。
●「天領さん」
久手会場は相変わらずの人気で、人も屋台も大賑わいでした。
花火も世界遺産登録5周年ということもあってか、例年よりも一発一発の規模も内容も充実していたような気がします。
昨年遅くなった終了時間も改善され早くなり、こちらもちょうどよい時間配分だったように思います。
大田会場は市民会館が使用不可のため、メイン会場が会議所駐車場に変更しての開催でした。
会場の変更やメイン会場の場所の問題はメリット・デメリットがあると思いますが、通りを使った踊りが
あまりにも経路が偏りすぎて、まちの一体感が感じれず残念でした。
駅通りにて久々の瓦ドミノが復活したことは、地場産業のアピールするには絶好の機会であり
規模を拡大して取り組んで欲しいと思います。
●「隆慶さん」
豪雨で最悪でした。
せっかく集まっていただいた皆様には申し訳ない気持ちでいっぱいです。
諸事情により中止することもできず、雷も鳴っていましたが、安全には最大限配慮して最後まで行わせていただきました。
ご理解頂きたいと思います。
●Ginzan Walking Museum 劇場
大森の銀山公園で開催されているこのイベントにも2回出演させていただきました。
率直な感想は、ステージがあまりにもしょぼいということ。特に看板はもっと良いものができないのかな、と。
場所も銀山公園より遺産センター駐車場で行うべきだったと思います。
一義的に世界遺産センター駐車場にほとんどの観光客が集まるわけですから、そこでおもてなしのイベントをするべきだと
思います。
12月までイベントが続くわけですが、今から変更は難しいでしょうかね。
いずれもイベントを行う場合は、多くのボランティアスタッフのご協力が必須です。
スタッフの皆さんは自らが楽しみ、それを来場者や出演者と共有することがもっと大切なことであると思います。
駐車場や交通整理の係りの人など直接イベントに触れられないスタッフも多いと思いますが、そこは何とかチームワークで
フォローしながら全体で楽しんでもらいたいと思います。
イベントを企画し、実行するには慢性的にスタッフ不足が生じます。
スタッフが楽しんでいる姿を見せれば、それを感じた人がボランティアで参加してみたいと思わせることが大切。
大田の場合は、企画段階で疲労がピークに達している感じで、全般に本番中は楽しむ余裕がないように感じます。
この当りが最大のネックではないかと思いますが。
メール見た?
30日のリバーサイド、夏最後のイベントとなりそうですね。
ほんとうに主催者がご近所両隣のイベントで、
最小単位での開催。まさにイベントの鏡だと思います。
頑張ってください。
ご協力も飲みも惜しみません。(笑)