今回は、山ノ上での生活についてです。
山ノ上は雪が積もって一面銀世界です。
しかし去年と比べると雪の量が圧倒的に少ないです。毎日ほぼ晴れているので日の光が雪に反射してキラキラ光ってとてもきれいです。特に新雪が少しでも降った朝なんかは、小さなダイヤモンドをそこいらじゅう一面に振りまいて、それが朝日で反射しているような感じで、それは目を見張る美しさです。写真にその美しさを切り取ろうと思いますが、ただ白い雪景色になってしまい、良いカメラじゃないとうまく撮れないのかとても残念です。
天気が良すぎるからか、最低気温はマイナス10度以上ですが、最高気温は2度や3度になり、太陽光で雪は解けて硬くなりがちです。庭の雪深さだと40㎝くらいでしょうか。去年の同じ時期だと1mは超えていたように思いますし雪質も全く湿気を感じないパウダー質で雪ダルマはおろか雪合戦の雪玉さえも作れませんでしたが、今年の雪は湿気を感じるほど重くて簡単に雪ダルマも出来てしまいますし、雪の重さで白樺や桜の枝も折れた箇所がいくつも出来てしまいました。
ユキコさん
そんな暖冬で、スキー場にpowder-snowを期待して訪れるスキーヤーの方には気の毒です。そして山に雪が少ないからなのか厳冬にならないためか、とっくに冬眠しているはずの熊が近所に現れたそうです。なので朝の散歩も人気が無いところには行かない事にしました。熊と比べて小鳥たちは真冬のこの季節の食糧が少ない季節、外に作っている餌場に沢山来て可愛い姿を見せてくれます。数十匹がそこいらじゅうにいるのですが、餌場には1羽ずつ順番に餌のひまわりの種をくわえて近くの木々で食べているようです。なぜ数羽一緒に餌場にとまらないのか不思議です。そして、餌場のひまわりの種がなくなると数羽がガラス戸に来て「餌が無くなったからもっと追加してくれ」と訴えに来るのでアンコールは1日2度まで答えるようにしています。
今年の春は、無冬眠の熊もいるのでいつもと違い渓流釣りの出だしは無理せずあまり深い沢には行かないほうが良い気がしています。
八ヶ岳の西麓は熊が出ないと聞かされて
いましたが、10年ほど前に何度か目撃
情報があり、最近はまた聞かなくなり
ました。
渓流釣りは気をつけてくださいね。
いきなり出会ったら怖そう(笑)。
戦ったら負けそうだし、死んだふりし
たら喰われそう。どっちもダメじゃん。
やはりここは熊よけ鈴でしょうか。
しかしそれは渓流釣りの邪魔になる
かもしれない。。。