何とか、気分を晴れやかに!!
そうだ、お香を炊き込めて爽やかになれるかな?って
長年、香道をやっているアンちゃんに頂いた「花散里」
甘い中にも爽やかな香り・・・・アンちゃんにインスパイアされた「源氏香」
香道の雅な世界。
たぶん花橘をイメージしての香りだと思う。何故なら・・・
以下、簡単に読める源氏物語より・・・
源氏物語・第十一帖「花散里」
窮地に追い込まれる源氏を
優しく癒す女性・花散里
亡き桐壷院がまだ帝位にあったころ、その後宮に麗景殿女御(れいけいでんのにょうご)
と呼ばれる女性がいた。
桐壷院との間に子は無く、院の死後は後ろ盾もないため、源氏の庇護のみを頼りにひっそりと
暮らしていたのだった。
麗景殿女御には花散里(はなちるさと・三の君)と呼ばれる妹がいて、
源氏とは忍び逢うこともあった仲だったものの、気の多い源氏の性格もあり、
半ばほったらかしの状態が続いていた。
政局は右大臣側へ完全に移り、なにかにつけて面白くない時世になってしまったことも重なって、
源氏は思い悩むことも多い。
そんな腐った気分の折には花散里のことも思い出すようで、惟光たちだけを連れて、
目立たぬように訪ねてみることにした。
花散里との夜
源氏はそのまま麗景殿女御の屋敷に向かう。屋敷はやはりひっそりとしていて人も多くない。
女御は品良く落ち付いていて、優しいままの姿だった。
昔のことを語らい、懐かしんでは涙を落とす源氏。時が移ろっても、変わらぬ態度でいてくれる
女御を並々ならぬ人だと思うのである。
その後、源氏は花散里のいる西面の部屋に移った。
普段、通いがない源氏のつれなさも、ひとたび姿を見るとすっかり忘れてしまうらしく、
花散里は幸せそうにしている。源氏も優しく睦言をかけては、心癒される風情。
長らく訪ねずにいると、変化してしまう人の心というものはそれはそれで仕方のないものだ、
あの中川の女を責めることはできないと源氏は考えを巡らせた。
それだけに花散里の素晴らしい性質がいっそう際立つのである。
橘の香をなつかしみ時鳥(ほととぎす)
花散里(はなちるさと)をたづねてぞ訪(と)ふ
橘の花・・・季節は夏。 花橘・・・襲(かさね)の色目の名。表は赤黄色,裏は青。夏着用。
そんな健気な花散里嬢の雰囲気を醸し出す橘の花の香りなんだと思う、これ。

しっかし
、まったく源氏って男は、何度読んでも、やはりけしからん奴だ。
自分勝手きわまりない
。 忍び会う仲となっても、日頃は花散里ちゃんを
ホッポリ放し。他で別の女とデートしちゃったりする。
でも窮地に追い込まれたときだけ、思い出してはやってくる。
花散里ちゃん、「都合のいい女」じゃん。
ダメよ怒らなくちゃ!!
と爽やかになるどころか、熱くなってしまうが
、
いつの世にも、こんな男を赦し迎えいれちゃう
健気ちゃんがいるんだね~。
そうだ、お香を炊き込めて爽やかになれるかな?って
長年、香道をやっているアンちゃんに頂いた「花散里」
甘い中にも爽やかな香り・・・・アンちゃんにインスパイアされた「源氏香」
香道の雅な世界。
たぶん花橘をイメージしての香りだと思う。何故なら・・・
以下、簡単に読める源氏物語より・・・
源氏物語・第十一帖「花散里」
窮地に追い込まれる源氏を
優しく癒す女性・花散里
亡き桐壷院がまだ帝位にあったころ、その後宮に麗景殿女御(れいけいでんのにょうご)
と呼ばれる女性がいた。
桐壷院との間に子は無く、院の死後は後ろ盾もないため、源氏の庇護のみを頼りにひっそりと
暮らしていたのだった。
麗景殿女御には花散里(はなちるさと・三の君)と呼ばれる妹がいて、
源氏とは忍び逢うこともあった仲だったものの、気の多い源氏の性格もあり、
半ばほったらかしの状態が続いていた。
政局は右大臣側へ完全に移り、なにかにつけて面白くない時世になってしまったことも重なって、
源氏は思い悩むことも多い。
そんな腐った気分の折には花散里のことも思い出すようで、惟光たちだけを連れて、
目立たぬように訪ねてみることにした。
花散里との夜
源氏はそのまま麗景殿女御の屋敷に向かう。屋敷はやはりひっそりとしていて人も多くない。
女御は品良く落ち付いていて、優しいままの姿だった。
昔のことを語らい、懐かしんでは涙を落とす源氏。時が移ろっても、変わらぬ態度でいてくれる
女御を並々ならぬ人だと思うのである。
その後、源氏は花散里のいる西面の部屋に移った。
普段、通いがない源氏のつれなさも、ひとたび姿を見るとすっかり忘れてしまうらしく、
花散里は幸せそうにしている。源氏も優しく睦言をかけては、心癒される風情。
長らく訪ねずにいると、変化してしまう人の心というものはそれはそれで仕方のないものだ、
あの中川の女を責めることはできないと源氏は考えを巡らせた。
それだけに花散里の素晴らしい性質がいっそう際立つのである。
橘の香をなつかしみ時鳥(ほととぎす)
花散里(はなちるさと)をたづねてぞ訪(と)ふ
橘の花・・・季節は夏。 花橘・・・襲(かさね)の色目の名。表は赤黄色,裏は青。夏着用。
そんな健気な花散里嬢の雰囲気を醸し出す橘の花の香りなんだと思う、これ。

しっかし

自分勝手きわまりない

ホッポリ放し。他で別の女とデートしちゃったりする。
でも窮地に追い込まれたときだけ、思い出してはやってくる。
花散里ちゃん、「都合のいい女」じゃん。
ダメよ怒らなくちゃ!!
と爽やかになるどころか、熱くなってしまうが

いつの世にも、こんな男を赦し迎えいれちゃう
健気ちゃんがいるんだね~。