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枕草子の枕

気になる出来事

残暑厳しくて・・・源氏物語「花散里」編

2015年08月19日 | 日記
何とか、気分を晴れやかに!!

そうだ、お香を炊き込めて爽やかになれるかな?って



長年、香道をやっているアンちゃんに頂いた「花散里」

甘い中にも爽やかな香り・・・・アンちゃんにインスパイアされた「源氏香」

香道の雅な世界。



たぶん花橘をイメージしての香りだと思う。何故なら・・・



以下、簡単に読める源氏物語より・・・



源氏物語・第十一帖「花散里」

窮地に追い込まれる源氏を
        優しく癒す女性・花散里





亡き桐壷院がまだ帝位にあったころ、その後宮に麗景殿女御(れいけいでんのにょうご)

と呼ばれる女性がいた。

桐壷院との間に子は無く、院の死後は後ろ盾もないため、源氏の庇護のみを頼りにひっそりと

暮らしていたのだった。

麗景殿女御には花散里(はなちるさと・三の君)と呼ばれる妹がいて、

源氏とは忍び逢うこともあった仲だったものの、気の多い源氏の性格もあり、

半ばほったらかしの状態が続いていた。


政局は右大臣側へ完全に移り、なにかにつけて面白くない時世になってしまったことも重なって、

源氏は思い悩むことも多い。

そんな腐った気分の折には花散里のことも思い出すようで、惟光たちだけを連れて、

目立たぬように訪ねてみることにした。



花散里との夜

源氏はそのまま麗景殿女御の屋敷に向かう。屋敷はやはりひっそりとしていて人も多くない。

女御は品良く落ち付いていて、優しいままの姿だった。

昔のことを語らい、懐かしんでは涙を落とす源氏。時が移ろっても、変わらぬ態度でいてくれる

女御を並々ならぬ人だと思うのである。

その後、源氏は花散里のいる西面の部屋に移った。

普段、通いがない源氏のつれなさも、ひとたび姿を見るとすっかり忘れてしまうらしく、

花散里は幸せそうにしている。源氏も優しく睦言をかけては、心癒される風情。



長らく訪ねずにいると、変化してしまう人の心というものはそれはそれで仕方のないものだ、

あの中川の女を責めることはできないと源氏は考えを巡らせた。

それだけに花散里の素晴らしい性質がいっそう際立つのである。



橘の香をなつかしみ時鳥(ほととぎす)
 花散里(はなちるさと)をたづねてぞ訪(と)ふ





   橘の花・・・季節は夏。  花橘・・・襲(かさね)の色目の名。表は赤黄色,裏は青。夏着用。


そんな健気な花散里嬢の雰囲気を醸し出す橘の花の香りなんだと思う、これ。
                     
                  


しっかし、まったく源氏って男は、何度読んでも、やはりけしからん奴だ。

自分勝手きわまりない。 忍び会う仲となっても、日頃は花散里ちゃんを

ホッポリ放し。他で別の女とデートしちゃったりする。

でも窮地に追い込まれたときだけ、思い出してはやってくる。

花散里ちゃん、「都合のいい女」じゃん。

ダメよ怒らなくちゃ!!

と爽やかになるどころか、熱くなってしまうが

いつの世にも、こんな男を赦し迎えいれちゃう

健気ちゃんがいるんだね~。


飲む点滴・・・・甘酒

2015年08月19日 | 日記
日の出時間は、5時台に突入!

1ヶ月前は4時40分の日の出。

が、明日の日の出時間は5時3分です。


そして、昨日は「あれ~日が暮れるの早くなったなぁ~」って感じ、1ヶ月前より30分ほど早い日の入りです。

夜、マンションの駐車場には、コオロギか鈴虫だか、りりりり・・・って鳴いてました。

小さい秋み~~~ぃつけた。






今朝の読売新聞、編集手帳の欄

「甘酒」はいつの季語か?というコラム。

夏の季語である「甘酒」は発酵食品で点滴同様の栄養分があり、夏バテ防止になるそう。




そうなんです、大親友アンちゃんと出没する、ファーマーズマーケット(マルシェ)で

「甘酒」(ノンアルコールよ)はよく買う。

「飲む美容液」なんだからっ!ってアンちゃんおすすめの一品。


夏バテ防止はもとより、美容、お肌にとってもいいらしい。

いろんな種類が出てて、あれこれ試飲した上で、この               麻の実がおししいの!


  牛乳や炭酸、何でも2倍に希釈して頂きます。

この新聞のコラムには

夏バテ防止に甘酒・・・ショウガの絞り汁を垂らすと栄養の吸収が良くなるって書いてある。



さて、

夏バテにって「養命酒」のコマーシャルをみて、飲んでみたけど・・・・。

  
             う~~~ん これ、ダメ。

ツレに「これ、おいしくないよ~、すっごい味がする」って云ったら・・・

どうやらツレ、美味しくないのを知っている。




ツレ、今のガタイからは想像つかないけど、小学生の時、朝礼でよく倒れていて

それで、母親に、朝から養命酒をのまされたんだそうな わおっ。

小学生、しかもツレ、超!!!下戸。ウルトラ・スーパー・びっくりするほどゲコ野郎!

赤い顔して、気持ち悪くなりながら小学校に登校したらしい。身体に悪そっ。



お酒大好き私が飲んでも、「うっ、アルコール度数、高っ!!強っ!!」って思うのに・・・



ちなみに、今見たらアルコール14%って書いてあるよ。オイオイ

お義母さん、やるなぁ! そんなお茶目なお義母さんが好きでした。

そして、お義母さんもたしかウルトラ下戸だったよね



なぁ~んて、今頃、天国でくしゃみしてるかな。