門の脇の梅ノ木の実を収穫した。
例年より1ヶ月遅い収穫だった。
家を新築したときに植えた木で、もう36年の老木である。
特別な肥料を与えるわけではないが毎年春にはきれいに咲いてくれる。
ここ数年花は咲けども、実がならない年が続いている。
年老いたせいか、気候温暖化のせいか、あるいはミツバチがいなくなったせいか、分からない。
多い年は15kgも収穫できて近所に配ることもできたのに。
昨年はほとんど採れず、今年もあきらめていたのだが、できはともかくもこれだけできた。
梅干を作るほど品質のよいものではないので、梅シロップを作った。
ただ梅に同量の砂糖を入れておくだけの簡単なもの。
2~3週間で梅のエキスが浸み出てシロップが出来上がる。
真夏に清涼感ある飲み物として重宝だ。
ついでに枝の剪定をした。
「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」と昔から言われているそうで、毎年適当に切っている。
ちゃんとしたやり方があるのだろうが、いい加減な切り方ではある。
それでも毎年花だけは律儀に咲いてくれるから大きな間違いはしていないのだろう。