退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#841:ジュンちゃんが隣の鶏を食った。

2017-04-25 21:50:12 | アメリカ便り
土曜日の偶然で集まった隣人との飲み会の翌朝、7時に起きた私はいつものようにジュンちゃんを外に出しコーヒーを淹れていました。
いつものようにおしっこをするとすぐドアにやってくるジュンちゃんがなかなか帰ってきません。
外に出て、“クッキー、パーク(お散歩に行くという意味)、バイバイ(マミーがどっかに行くよという脅しの意味)、フリスビー(遊び道具)”などなど、いろいろ手を変え品を変えしたけど帰ってこない。
こんなことは今までなかったのに。
そうこうしていると、帰ってきたのです。
首が垂れ下がった鶏を口にくわえて。

そのときの私の慌て様は想像にお任せしますが、私の頭に浮かんだのは、どうかキャシーの鶏でありますように。
というのも、向かいダンの家でも鶏を飼っているのです。
でもダンとはほとんど行き来がありません。
どうも性が合わないのです。
4年ほど前に、当時元気だったグレーシーがこのダンを追っかけまわし、犬嫌いのダンがでかいハンマーを持ってグレーシーを殴ろうとしたのです。
そして今度は2ヶ月ほど前にジュンちゃんがケージ内に入っているダンの鶏を追い掛け回したのです。
もちろんジュンちゃんはケージの外で、鶏は中。
それほど心配することではなかったのですが、過保護(鶏に対して)のダンはまたまた頭にきて、棒を持ってジュンちゃんを追い掛け回したのです。
だから、私はもしジュンちゃんが口にくわえている鶏がダンの過保護にされている鶏だったら、告訴ものかジュンちゃん安楽死かと思ったのです。
とにかくパジャマでは追いかけることもできないので、着替えてまた外に出ると、ジュンちゃんも“これはまずいかも”と思ったのでしょう、またまたいなくなったのです。
そのうちグレッグ(キャシーのご主人)が“鶏が一匹いない”と探していたのを聞いて、ほっとしました。
昨晩遅くまで飲んでいたため、鶏(3匹)を一晩中外に出したままだったとのこと。
わけをいって一緒に探してもらい、ようやくジュンちゃんが帰ってきたけど、その帰ってきた方向を探してみると鶏の毛が散乱していました。
それも例のダンの庭で。
グレッグと一緒にダンが見つける前に跡形なくきれいにするため、急いですべてをかき集めました。
もちろん私は、毛だけ。
グレッグが元鶏を拾い集めてくれました。
ようやくきれいになったところで、なんとダンが出てきて、“なにしているのだ”。
私はそのばをすばやく立ち去り、グレッグに後を任せました。
私の主人はというと、二日酔いで役立たず。

と私の日曜日の朝は大変でした。