退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#1680: 大学の寮で強制隔離中

2022-02-12 04:20:11 | アメリカ便り

飛んでますよ‼

太平洋の上を。

ヒューストン経由のANAの大きなボーイング787にはわずか20人ぐらいしか乗ってません。

オミクロン真っ最中の日本に入国なんて、重大な仕事かよほど物好きな人しかいしないでしょうね。

そうです、私みたいに❝帰りたいから❞帰るなんて言う人は、❝ちょっとなに言ってるかわからない❞となると思います。

窓の外には787の翼が見えるけど、ちょっと寂しそう。

ペンキが剥げているのか鳥の糞かわからないけど、茶色のスポットがところどころに見える。。

以前の完璧主義のANA, いや日本の飛行機では見られなかったことです。

やはり観光産業にチャイナウイルスの影響が一番出ているんでしょうね。

いつも言ってるように、観光産業に従事ている方たちには失礼ですが、産業自体は所詮他人のふんどしで相撲を取る産業と思います。

ほかのどの国でも経験できないような❝おもてなし❞は確かに素晴らしいものだけど、それを日本を支える産業とするには、あまりにも薄っぺらと思う。

やはり日本の産業は日本人の特性、つまり、ひらめき、こだわり、忍耐、探求心、完璧さを求める精神を利用した下町工場的ものつくり、品質改良(昔は欧米人に馬鹿にされたパクリ)に優れた繊細さ、そういったものを駆使できるものを日本の産業としてほしいです。

飛行機に乗っている人の少なさを思うと、❝ANA、生き残れ‼❞と思わず応援したくなる。

 

家を出る2,3日前はあちらこちらのハイウエイが事故多発で閉まってしまった大雪が降り、と言っても10センチぐらいでしたが。

雪に慣れていない年中夏タイヤのミッドウエスト人にはこのぐらいの雪でも大事となる。

北東部でも大雪で停電やらなんやらの被害がすごいようです。

私が日本につく頃には関東平野も10センチ程度の雪に見舞われるそうな。

まさに雪をぬっての帰国です。

ということで雪の影響を少しでも減らすように今回はシカゴに飛ばず。南のヒューストンから成田行きに乗りました。

 

さて今は2月12日の朝4時ちょっと前。

強制隔離2日目です。

成田に着いてから強制隔離の施設に到着するのに6時間費やしました。

いつもながらなんでこんなにかかるんだ、と思いましたが静かに待ちましたが。

以前よりも東南アジアの臨時雇いがなんと多くなったか。

入管手続きは80%は東南アジア系。

でもみんな日本語が上手。

なんでこんなにうまいんだ、やはり日本の英語教育は間違っているというか、ハングリー精神が一番の教育方法なんだろう、と改めて納得。

かわいそうにこういった臨時雇いの外国人、竹下平蔵パソナの良い餌食となって低賃金で働らいているんだろう。

私が入った強制隔離施設は成田空港から1時間半ぐらい離れたところにある某大学の寮。部屋自体はアパホテルの払い下げと思わせる感じ。

でもホテルと違うところはテレビがない、コップもない、お茶もコーヒーもついてない。

事前情報でインスタントコーヒー、お茶は持ってきたので紙コップ(病院で使う検体を入れる紙コップ)をもらって飲んでいます。   

あるのはポットとネットTVとでも言いましょうか、接続の悪さのためブチブチ途切れるため、テレビっ子の私でもみるきが失せてしまうTVもどきしかない。

でもポケットWifiを貸してくれたのでコンピューターで時間をつぶしています。

強制隔離中はドアノブにかかった食事を取るときだけ、部屋のドアを開けていいことになっています。

その時でさえマスクをしろと言われています。

明日の夕方は検査が陰性だったら自主隔離と言って自分で決めたホテルに移ることができます。

そしてそこでまたまた5泊。

強制隔離3日間はタダです、身勝手な私は日本国民の税金のお世話になっています、ありがとうございます。

と、いろんな経験をしてます。

ボケが心配になってきた私には大変良い刺激です。

ハブグレジュンタのマミー