退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#2038: ウオッシュレットが表す日本の将来

2023-12-10 10:47:18 | アメリカ便り

おはようございます。

今日は暖かく雨模様です。

後3時間半ぐらいで娘夫婦の住むクリーブランドへ行ってきます。

婿へのクリスマスプレゼント、雪平の鍋を二つ抱えて。

娘の提案で料理好きの婿には、以前から欲しがっていたこの鍋が良いと言われたので。

アメリカ版アマゾンで難なく購入することができました。

本当に最近のネット販売、特にアマゾンはすごいです。

ほぼ何でも買える、勿論日本の物も結構買えるんです。

どおりで小売業者がどんどん潰れて行ってるはずです。

便利な世の中(?)になってしまった。

これでますます、アメリカ人の肥満は増えるでしょうし、歩かないことにより足腰が衰え歩けなくなる人も増えることでしょうから。

だいぶ以前に人間が歩くと言うことができなくなり(必要じゃなくなるから)、みんなが電動椅子に座り動き回っていると言う漫画を見たことがありましたが、当時、アメリカ人の車社会に驚いていた私は、❝あり得るな~❞と感じました。

気の遠くなるような時間をかけて進化した人類が、AI環境により新たな今の人類とはかけ離れた生物となるのもそんな遠くではないかも。

そうなると進歩とは何かいな❓、と考えてします。

大昔から人類は便利さを求めて進歩を遂げてきた。

文明が進歩するに従い、人間の求める❝便利さ❞に対する考えも❝進歩❞して行く思う。

日本製のウオッシュレットがそのいい例であると思う。

私はウオッシュレットほど日本の平和さと民度、そして経済を物語っているものはないと思う。

アメリカ47年の私が思うに(アメリカに47年も住んでいると世界がよくわかるのです)アメリカ人から、そして世界から見ると❝いや~、確かに快適、でもこんなものに金をかけられない❞と思うのが大半でしょう。

以前言いましたが、アメリカでさえ80%の国民がその日暮らし(Paycheck to Paycheck)で5万や6万円の急な入用が起きると、それが払えないと言う人が40%ぐらいいると言われている。

そんな暮らしの中で、何十万もするウオッシュレットなんか買えるはずもないし、考えも浮かばない。

確かにウオッシュレットは快適である。

そしてそれが日本人の生活の一部となっている日本は豊と言わずにはいられないし、そんな究極の贅沢(自分の尻を自分で拭かない)ができる日本、戦争になったら絶対負ける。

つまり日本の豊かさが日本を滅ぼすと感じざるを得ない。

ハブグレジュンタのマミー