退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#516:ミネアポリス1泊から帰ってきました。

2015-07-21 22:27:04 | アメリカ便り
時差ぼけから回復する暇もなかったミネアポリス一泊から無事帰ってきました。

日曜日朝9時半、寝ぼけ眼の娘をたたき起こした時は、誰の為の旅行か解りませんでした。
そして、制限速度70マイルのところを、違反でつかまらない最高速度78.5マイル(大体130キロ)で雨の中を突っ走りました。
娘はあまりのストレスの為、またまた腹痛がぶり返し、1時間から2時間に一回はトイレタイムを取らなければならないと言う強行ドライブでした。
ということは運転もままならなかった為、ほとんど私一人で運転。

夜7時ぐらいにミネアポリスのダウンタウンにあるホテルに着きました。
私はホテルの予約にアメリカの旅行サイトを使いますが、今回も直前予約で、60%割引となりました。
なかなか良いホテルで、バスローブもついていました。
私は、このバスローブが着いているかどうかで“高級ホテル”かどうかを判断します。
単純ですが。
日本のホテルみたいな浴衣、またはサムイ的なものではなく、例のハリウッド映画に出てくるようなものですよ。
おまけに、カウンターのお兄さんが12階のコーナールームを割り当ててくれたため、景色も良かったです。
まあ、ホテルは上々でした。
そして、今回は初めてバレーパーキングと言って、これまたハリウッド映画に出てくるように鍵をポイッと投げ渡し、ガラージに駐車してもらうてなこともやりました。
ダウンタウンなので、ホテルに駐車場が付いていない為、15ドル余計に出して自分で駐車場を探さなければ行けないと言うめんどくさいことをしなくてすみました。
年をとると楽できるところは楽しましょう。

翌朝は9時半頃ホテルを出て、娘の口頭ディフェンスの場所へ。
この段階で、娘はストレス100%。
私も口頭ディフェンスをやりましたが、修士ぐらいの口頭ディフェンスで、落ちる人はいないです。
というか博士の口頭ディフェンスでも落ちたと言う人を聞いたことがありません。
コミティーメンバーも自分の教え子たちには優しいのです。
私のアドヴァイザーはひどかったですが。

よほど根性の悪い教授、または異常に問題のある生徒じゃない限り大丈夫。
と言っても娘は心配でディフェンスが始まる直前までトイレ。
2時間ぐらいしてディフェンスから出てきた時には泣きそうでした。
“質問にほとんど答えられなかった”って。
でも教授が“おめでとうといってくれたので、受かったと思う”とのこと。
とにかく、おめでとうです。
私にもおめでとうです。
帰りはルームメイトのところに寄って2時半頃ミネアポリスを出ました。
娘、“もう帰ってこなくてもいいんだ”とうれしそうでした。

子供と言うのは手をかければ限りないですね。

ハブグレジュンタのマミー






#515:月光仮面のおばさんむかつく。

2015-07-18 21:58:43 | アメリカ便り
なんだ、あの森元首相。
“たった2500億、国が出せない”発言。
この人、以前のオリンピック発言(絶対転ぶと思った)の時も“馬鹿か”と思ったけど、今回の発言は、更にそのあほ加減が増したものでした。
私が言いたいのは、金額の問題ではないのです。
自分の金でもないのに、“たった”。
常に他人のふんどしで相撲をとっている政治家だから出てくる発言でしょうね。

スポンサーが出すお金もあるでしょうが、国のお金は国民のお金なんではないでしょうか?
つまり、所謂血税です。
首相にまでなると、2500億円が“たった”になるのです。
この感覚がわからないし、それを公に口に出している鈍感さも解りません。
こういう人、もう公の仕事には就いてほしくないです。

森氏と安藤氏がお互い責任逃れをしながら、建築見直しに了解したため、国立競技場建設は白紙に戻りました。
始める前に考えないのかしら、と思います。
plan ahead(事前に計画する)と言う言葉を知らないのは、私の子供だけではないようです。

明日は帰国の疲れを癒す暇もなく、またまた月光仮面に早変わり。
ミネアポリスまで9時間運転です。
娘の修士論文の口頭ディフェンスが月曜日の朝10時にあるからです。
本当は娘のボーイフレンドが付き添う予定でしたが、急に体調を崩した為、私が変わりとなり付き添うことになりました。
子供が親を必要と思っているうちは“幸い?”と思うことにしています。
それじゃないと、61歳、やっていけないです。

では今日は短く。
明日は、ミネアポリスのホテルです。

ハブグレジュンタのマミー

#514:帰ってきました。

2015-07-17 22:21:55 | アメリカ便り
お久しぶりです。
昨夜無事、75%デブの国アメリカに帰ってきました。
シカゴで満杯の飛行機から、まるでアウシュビッツの収容所から吐き出される囚人のように出てきたら、待っていたのは長蛇の列のイミグレーション。
それでも、私はグリーンカード(永久在住権)を持っているので待つ時間は1時間ぐらいでしたが、アメリカ国籍もグリーンカードも持っていない人だったら2時間はかかっていたでしょう。
イミグレーションのお兄さん、得意そうに“こんなのなんのなんの”といってました。
万里の長城のような長さでした。
本当に人間を人間と見ない、シカゴ空港のイミグレーションでした。
イミグレーションを見て、その国の機敏さや他人への思いやりを知ることができると言っても過言ではないでしょう。
つまり、アメリカにはそれらがないのです。
特に機敏さというもの、何に対しても苛立たしいほどありません。

日本では安保法案が可決されました。
日の丸万歳の私はこの法案に反対です。
でも私の反対の理由は他の人達とのそれとは少々違っていると思います。
日本は戦争が放棄できる正当な権利を憲法で守られています。
戦争に参加しなくても良いなんて、現状では特権です。
その特権を、わざわざ憲法の解釈を変えてまで、放棄する必要があるとは思えません。
更に、欧米が勝手にはじめた戦争に、連合軍となって参加する意味が解りません。
連合軍に加わった為に起きる負の影響の方が大きいと思います。
特に発生する脅威はイスラム国だと思います。
この国というより団体は、単細胞集団。
つまり、理屈が通らないいじめっ子集団。
ほっとくのが一番。
めちゃくちゃ中東情勢、日本のような世間知らずの国は介入しないのが一番。

自衛隊という名のとおり、日本の軍隊は自国を守るだけでよいのです。
つまり、中国、ロシアだけを眼中に入れておけばよいと思います。
中近東にまで行って戦争介入しなくても、日本沿岸で中国、ロシアに対抗していれば良いと思います。
日本が持つ集団的自衛権に対する考えが、欧米が持っているそれとは違っているかもしれないし。

更には、大国小国貧富にかかわらず、ほとんどの国が武装されている今、軍力を増大してもしょうがない様な気がします。
かえって、“無は力なり”で行ったほうが良いのでは。

では、また。
ハブグレジュンタにマミー







#513: お久しぶりです。

2015-07-11 08:45:37 | アメリカ便り
7月3日夜11時に着いて以来、娘、息子もあきれるぐらい忙しい日々を送っています。
よりさんは5月に会って以来、驚くほど認知が進みました。
今、行っている行動もふっとしたことで、忘れてしまう。
何かを食べていても、別なことにちょっとでも気をとられると、食べていることを忘れてしまう。
今日は母方のお墓参りが終わってから、我が家のお墓参りに行ったけど、よりさんは自分のお墓がどこにあったか、墓地の名前すらもすっかり忘れてしまっている。
時々、“ひょっとして、よりさん歩き方を忘れているのではないか”と思うこともある。
今回、無理をしてでも娘、息子を連れてきて正解でした。
次回は、娘、息子を忘れているかも。
それでも、一生懸命言い訳を考えているうち、忘れたことが解っているうちは良いのでしょう。
良い日もあるのですが。
まだらなんでしょうね。

火、水と一泊で白老方面に行ってきました。
火曜日は虎杖浜にあるふる川で一泊。
去年禮ちゃん、よりさんと一泊して大変気に入り、今回は、娘、息子、よりさんを連れて行きました。
相変わらず、ゆったりと時間が流れている宿でした。
いつか、誰の面倒を見る必要がない時に泊まりたいです。

アイヌ民族館、伊達時代村を訪れ、支笏湖経由で帰ってきました。
アイヌ民族館の土産屋に、3年ほど前にそこで買ったアイヌ民族衣装を着て行ったら、お店の人に大変喜ばれました。
ちゃんと覚えていてくれました。
伊達時代村は、まあ維持費が大変なんでしょうが、入場料が一人2900円と高かったです。
中身は、アメリカのレストランの味と同様、“忘れた頃に行く”程度でした。
そこで働いている人達は、ディズニーの江戸時代版的で、やさしい人達でした。
食べ物を売っていたおばちゃんを除いては。
金曜日は、よりさんを施設に預けて小樽運河に行って中国人見学、と感じるぐらい中国人が多かった。
65%中国人、20%修学旅行生、15%日本人と言ったところでしょうか。
運河の次は余市。
柿崎商店でお昼を山盛り食べてから、ニッカ工場。
帰りは京極経由で。

では写真をどうぞ。

ニッカ工場




アイヌ民族館






伊達時代村






ふるかわにて








ハブグレジュンタのマミー






#512: 子供はいつまでたっても子供

2015-07-06 16:12:35 | アメリカ便り
昨日はレンタカーが来て、早速午後から、寿司、ショッピング。
まだ修士論文に時間を割いている娘とよりさんを残し、息子といつも行く回転寿司。
息子一人で、15皿ぐらい食べたのでは。
よりさんと娘のために、10皿ほど、つめて一旦帰宅。
論文が一段落した娘、息子を連なって、今度はユニクロとコーチャンフォー(多いな大きな本屋さん)。
ユニクロではセールがあり、というかいつもセールをやっていますが、娘も夏準備をしてこなかった私も、一枚500円やら、390円のT-シャツを買いました。
でもユニクロの服って、同じサイズのT-シャツでも大きさがばらばら。
私は大き目が好きなので、Mサイズを買ったけど、ぴちぴちやらダブダブやら。
中国製ですね。
ま~390円、500円ではあまり期待してはいませんでしたが。
柄は良かったですよ。
本屋さんでは、おみやげ買い大好きの私は、アメリカの友達に小さな日本のマグネットを買いました。
あとは、日本万歳の私はジブリの“風たちぬ”の初代ゼロ戦のキーチェイン。
満足満足。

もう皆様はご存知だと思いますが、私の娘と息子は26才と24才になりました。
それがですね、中身はぜんぜん年相応ではないのです。
冒険心のない息子(父親にそっくり)は、私かレナが一緒にどこか行かない限り、一人家でごろごろ。
口数は本当に少なく、聞いたことしか答えない。
その答えも、一言、三言で終わるし。
本当に会話がない。
それでも、気に食わないことを言われると、これまた一言三言のスマートマウス(生意気な口をたたくこと)。
スマートマウスを言っているうちはまだまだ成長したとは言えないでしょう。
娘もまだまだなんですが、一人で、どんどん進んでいっているので、私は大して言うことがありませんと言うか、言ったとしても“何言ってるの”てな感じで、相手にしてくれません。

今回の3人そろっての帰国が最後になるかもしれませんが、残り少ない滞在を楽しみたいと思います。
そう思うとさびしいし、自分の年をひしひしと感じます。
アヒルの一家、金魚の糞みたいに、私の後ろにくっついて歩いていた昔が懐かしいです。

今日はこれから白老ふるかわ1泊旅行。
これがよりさんにとって最後になると思われる旅行なので、奮発しました。
では写真をたくさん撮ってきます。

ハブグレジュンタのマミー