今回のお客様の腰痛の原因はねじれによる要素が強かったと思います。
ねじれをとるためには筋肉のひっぱりを解除してあげればいいので、硬いところを弛めてひっぱりがとれれば、痛みの原因の半分は?!取り除くことができます。
あとは職人技で調整
ここで大切なことは、「どことどこの部分が連携してねじれを作りあげているか」正確に捉えることです。
やみくもに硬いところをゆるめただけでは血行はよくなるかもしれませんが、ねじれの解消にはつながりません。
人の身体はスパイラル状にバランスをとる傾向にあるので、それを意識して身体の前後・左右(側面)の硬さをチェックしていただければ、連携がつかみやすいかと思います。
「スパイラル状にバランスをとる」ということは「スパイラル状に筋肉を使う」ということです。
図の赤い部分が傾向として凝る場所です。この部分をつなげるとスパイラル状になることが多いです。
これは自分の経験と書籍で調べて確証を得ました
わかりやすい図がつくれなくてすみません。
仕事時の姿勢やスポーツ、ケガの影響でこの図にあてはまらない方もいらっしゃいますが、スパイラル状にバランスをとる原則は一緒です。
シンプルに考えてねじれによる腰痛は ねじれをとればいいだけのことですが…
そうでない腰痛はそうはいかない~!ということになります
ではねじれが原因でない腰痛とは― それは衝撃による腰痛です。
こちらの腰痛は痛みがとれるまでに時間がかかる可能性大です。
腰に衝撃がかかるということは衝撃から守るためにまず筋肉が硬くなり、時間とともに疲労が蓄積します。
蓄積がどこかで一掃されなければ筋肉は過労状態となり、筋肉そのものの損傷や神経の圧迫、ひどい場合にはレントゲンには写らない微細な疲労骨折を起こしてしまうことがあるからです。
それが痛みとして出るわけで、こうなった時にはケガをしているのと一緒の状態です。
ギックリ腰がその例です。
「過労性構造体医学」笠原 巌著より
ですので、衝撃による腰痛は「時間経過(蓄積)による損傷(破壊)」=「過労学的損傷」なので、損傷部分が修復されるまでは痛みがとれません。
だから良くなるまでに時間がかかるのです。
修復を早めるためにはとにかく腰に衝撃を与えないこと、腰の筋肉を休ませてあげることです。
やはりコルセット等による固定や重力にさらす時間を減らすこと(寝転がる時間を多くつくる)が必要になります。
ではこの衝撃はどこからくるかというと「足」です。
足の形がくずれ、免震機能が落ちていると、衝撃はもろに身体に伝わります。
ですので足の形を整えることが根本的には必要になってくるわけですが、、、
足が整うまでには時間がかかりますので、まずはできるところから始めてみて下さい。
お家で裸足時間を増やしたり(整体ソックスやサポーターを履くとなお◎ 履くだけで免震機能が高まります。スリッパは×)
クッション性のある靴を履いてみたり(硬い靴やヒールの高い靴は強い衝撃のもと)
足裏全体重心を意識してみたり(かかと重心は× 足の免震機能が働きません)等。
一番やっかいなのはこのミックスバージョン 「ねじれ+衝撃」×時間によって引き起こされる腰痛です。
ねじれたところに衝撃が与えられ続け、時間がたってしまったもの。
「×時間」が長ければ長いほど修復までに時間がかかります
ねじれが起きているところは負荷がかかり損傷が起きやすいので、ねじれはできるだけ早く取り除いていったほうがいいです。
そのねじれを取り除く方法におススメなのがストレッチです。
ほんの一部ですがこちらをご参考に― カナロアストレッチ
身体がねじれているかどうかをチェックするには
全身写真(前後左右)を撮って肩や腰の高さをチェックみたり、靴下や靴、スカート、ズボン等の回転具合をチェックすることも一つの目安になります。
あと外反母趾や内反小趾、指上げ足の方は必ずねじれが発生します。
とくにねじれは左足から発生することが多いので、左足の変形具合をチェックしてみて下さい。
左右で足の形が違う方が多いと思います。
多分左足のほうが変形がひどいのでは?
この理由は近々説明しますね。
今回のお客様は「×時間」が短かったので痛みがとれるのも早かったのだと思います。
ですが、足をチェックすると足に改善の余地はかなりありました
やはり足と腰痛は多いに関係していますが、どの要素が強く出て痛みを引き起こしているかを見極め、何を優先して行わなければいけないか、施術者がしっかりと判断しなければいけないと思います。
今回のお客様は右背骨~肋骨の筋肉の硬直によるねじれが一番の原因でした。
ですが原因の見極めは難しい…経験が必要です。
試行錯誤して、改善例を作っていくしかありません。
ですので、良くなった、悪くなった、変わらない、は参考になりますので、遠慮なく、どうか私にストレートにお伝え下さい
お客様のご返答が私の勉強につながります。
どうぞよろしくお願いいたします
ねじれをとるためには筋肉のひっぱりを解除してあげればいいので、硬いところを弛めてひっぱりがとれれば、痛みの原因の半分は?!取り除くことができます。
あとは職人技で調整
ここで大切なことは、「どことどこの部分が連携してねじれを作りあげているか」正確に捉えることです。
やみくもに硬いところをゆるめただけでは血行はよくなるかもしれませんが、ねじれの解消にはつながりません。
人の身体はスパイラル状にバランスをとる傾向にあるので、それを意識して身体の前後・左右(側面)の硬さをチェックしていただければ、連携がつかみやすいかと思います。
「スパイラル状にバランスをとる」ということは「スパイラル状に筋肉を使う」ということです。
図の赤い部分が傾向として凝る場所です。この部分をつなげるとスパイラル状になることが多いです。
これは自分の経験と書籍で調べて確証を得ました
わかりやすい図がつくれなくてすみません。
仕事時の姿勢やスポーツ、ケガの影響でこの図にあてはまらない方もいらっしゃいますが、スパイラル状にバランスをとる原則は一緒です。
シンプルに考えてねじれによる腰痛は ねじれをとればいいだけのことですが…
そうでない腰痛はそうはいかない~!ということになります
ではねじれが原因でない腰痛とは― それは衝撃による腰痛です。
こちらの腰痛は痛みがとれるまでに時間がかかる可能性大です。
腰に衝撃がかかるということは衝撃から守るためにまず筋肉が硬くなり、時間とともに疲労が蓄積します。
蓄積がどこかで一掃されなければ筋肉は過労状態となり、筋肉そのものの損傷や神経の圧迫、ひどい場合にはレントゲンには写らない微細な疲労骨折を起こしてしまうことがあるからです。
それが痛みとして出るわけで、こうなった時にはケガをしているのと一緒の状態です。
ギックリ腰がその例です。
「過労性構造体医学」笠原 巌著より
ですので、衝撃による腰痛は「時間経過(蓄積)による損傷(破壊)」=「過労学的損傷」なので、損傷部分が修復されるまでは痛みがとれません。
だから良くなるまでに時間がかかるのです。
修復を早めるためにはとにかく腰に衝撃を与えないこと、腰の筋肉を休ませてあげることです。
やはりコルセット等による固定や重力にさらす時間を減らすこと(寝転がる時間を多くつくる)が必要になります。
ではこの衝撃はどこからくるかというと「足」です。
足の形がくずれ、免震機能が落ちていると、衝撃はもろに身体に伝わります。
ですので足の形を整えることが根本的には必要になってくるわけですが、、、
足が整うまでには時間がかかりますので、まずはできるところから始めてみて下さい。
お家で裸足時間を増やしたり(整体ソックスやサポーターを履くとなお◎ 履くだけで免震機能が高まります。スリッパは×)
クッション性のある靴を履いてみたり(硬い靴やヒールの高い靴は強い衝撃のもと)
足裏全体重心を意識してみたり(かかと重心は× 足の免震機能が働きません)等。
一番やっかいなのはこのミックスバージョン 「ねじれ+衝撃」×時間によって引き起こされる腰痛です。
ねじれたところに衝撃が与えられ続け、時間がたってしまったもの。
「×時間」が長ければ長いほど修復までに時間がかかります
ねじれが起きているところは負荷がかかり損傷が起きやすいので、ねじれはできるだけ早く取り除いていったほうがいいです。
そのねじれを取り除く方法におススメなのがストレッチです。
ほんの一部ですがこちらをご参考に― カナロアストレッチ
身体がねじれているかどうかをチェックするには
全身写真(前後左右)を撮って肩や腰の高さをチェックみたり、靴下や靴、スカート、ズボン等の回転具合をチェックすることも一つの目安になります。
あと外反母趾や内反小趾、指上げ足の方は必ずねじれが発生します。
とくにねじれは左足から発生することが多いので、左足の変形具合をチェックしてみて下さい。
左右で足の形が違う方が多いと思います。
多分左足のほうが変形がひどいのでは?
この理由は近々説明しますね。
今回のお客様は「×時間」が短かったので痛みがとれるのも早かったのだと思います。
ですが、足をチェックすると足に改善の余地はかなりありました
やはり足と腰痛は多いに関係していますが、どの要素が強く出て痛みを引き起こしているかを見極め、何を優先して行わなければいけないか、施術者がしっかりと判断しなければいけないと思います。
今回のお客様は右背骨~肋骨の筋肉の硬直によるねじれが一番の原因でした。
ですが原因の見極めは難しい…経験が必要です。
試行錯誤して、改善例を作っていくしかありません。
ですので、良くなった、悪くなった、変わらない、は参考になりますので、遠慮なく、どうか私にストレートにお伝え下さい
お客様のご返答が私の勉強につながります。
どうぞよろしくお願いいたします