Route 136

国道136号線―セラピストの日記

休める身体づくり

2013年05月20日 | 心・体
お客様の身体を触っていて思うことは、脳からくる筋肉の硬直と、筋肉の使いすぎによる硬直とでは質が違うということです。
前者であれば神経の興奮を抑える必要があるのでアロマテラピーやヘッドマッサージ・フェイシャルがおすすめです。
あとカフェインも控えられたほうがいいです。

脳のリラックスを促すことから始めないと筋肉は反発してきます。
身体を護ろうとしているんですね、防衛反応です。
筋肉そのもののアプローチは脳が休まったその後です。

最近考えすぎて脳がいっぱいいっぱいの方、眠りが浅い方、忙しすぎて興奮状態が続いている方、オンオフを切り替えられない方 ←最近このようなお客様が多いです。
神経が休まっていない状態なので、いくら筋肉にアプローチしてもあまり効果は期待できないと思います。
カナロアのメニューにはないのですが、このような場合、ハリや灸もおすすめです。


今日みえたお客様は身体の感覚がとても敏感な方で
「この肩のコリはいつものコリとは違うような気がする。。。」
と最初のカウンセリングの時におしゃっていました。
身体はそのとおりでした。
気になったのは右手が異様に硬く、熱感・むくみがあったこと。
手と脳は神経(反射)的な関連が強いのですが、このお客様の場合、それ以上のものを感じたので右手は入念に施術しました。
整体90分のコースでしたが、整体60分+フェイシャル35分でもよかったかもしれません。

いつもは筋肉的な疲れが強いお客様だったのですが、ここ最近、忙しさと考え事が多く、身体も頭も休まらなかったようです。

お疲れ様ですm(__)m

神経的な疲れなのか、筋肉的な疲れなのか見極めることは大事ですね。

休める身体づくりをしましょ