こんにちは! ron です。
6/3、4の土日は茶の文化館で星の新茶・サツキまつりが開催されました。なぜ6月に新茶?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、星野村の特産品であるお茶、玉露の新茶は、普通の煎茶より概ねひと月くらい遅れ、ちょうどこの時期が新茶が出揃う時期です。また、この村のもう一つの特産品である花木の中でも、特に花が美しいサツキの開花時期も重なり、例年この時期に開催しています。
地元のサツキ愛好家の方々が大切に育ててあるサツキ盆栽を持ち込み、茶の文化館ホール内が美しく彩られます。
まるで花弁をカンバスにするように入る淡い模様。一本の木に様々な模様の花が咲きます。この色は毎日のお手入れ次第で変化するとのこと。まさに自然の芸術。
こちらはサツキの根っこ。花弁の華やかさとは打って変わって、これまでの長い年月により小さいながらも荘厳ささえ感じます。
体験イベントとして、例年大人気の「釜炒り茶」体験も実施。
摘みたての生のお茶の葉っぱを中華鍋で炒って
ムシロの上で揉みます。おいしいお茶ができたかな?
そしてこちらは闘茶会。
戦う茶会というと物騒ですが、由来をたどると鎌倉時代までさかのぼり、茶道の源流ともいわれる茶会です。簡単にいえば聞き茶クイズ。玉露・煎茶・白折・番茶・ほうじ茶の5種類のお茶の飲み当てです。このお茶は何かなぁ?
一方水屋の中では、ベテランのスタッフが一滴一滴に心を込めます。
そしてこちらが野点。
星野村の5流派で構成される茶道団体「朝霧会」がさわやかな竹林の中でおいしい抹茶を振る舞いました。
そして最後にこちらはサツキ盆栽講習。
サツキ盆栽の剪定など手入れの仕方を実演を交えて解説します。普段は子供たちに人気の自然観察指導員、「あらしゃん」も今日は正祥流のお家元・荒川弘茂先生。 まなざしは真剣!
今年のおまつりもたくさんの人にお越し頂きました。このおまつりで星野村を楽しんでもらえたら幸いです。みなさんまたぜひ遊びに来て下さいね
ron でした