細沼園のお茶飲み話

お茶の時間のひとときに、思いつくまま書きました。

花鎮めの里 異能の絵師爛水     海野 謙四郎

2012-06-13 00:15:17 | 読書メモ 

《内容》

花鎮めの祭の三日前、北国の櫛流村に江戸から旅してきた北野爛水と名乗る絵師が現れた。彼は祭の日に勃発した大事件を鮮やかに解決して、村人たちの心を一気に掴む。名主の屋敷に滞在するようになった彼は、名主の美貌の娘ふゆ、悲惨な過去をもつ弥平太らと親しみながらも、ときおり謎の行動をとる。はたして爛水は何者で、何を目的にやって来たのか。そしてある日、彼が村にもたらした物とは…衝撃の結末が用意された異色の時代小説。    (紹介文より)