細沼園のお茶飲み話

お茶の時間のひとときに、思いつくまま書きました。

55歳からのハローライフ   著者 村上龍

2015-03-29 14:45:12 | 読書メモ ま行

《内容》

多くの人々が、将来への不安を抱えている。だが、不安から目をそむけず新たな道を探る人々がいる。婚活、再就職、家族の信頼の回復、友情と出会い、ペットへの愛、老いらくの恋…。さまざまな彩りに充ちた「再出発」の物語。最新長編小説。 人生でもっとも恐ろしいのは、後悔とともに生きることだ。「結婚相談所」生きてさえいれば、またいつか、空を飛ぶ夢を見られるかも知れない。「空を飛ぶ夢をもう一度」お前には、会社時代の力関係が染みついてるんだよ。「キャンピングカー」夫婦だからだ。何十年いっしょに暮らしてると思ってるんだ。「ペットロス」人を、運ぶ。人を、助けながら、運ぶ。何度も、何度も、そう繰り返した。「トラベルヘルパー」 ごく普通の人々に起こるごく普通な出来ことを、リアルな筆致で描き出した村上龍の新境地。   (紹介文より)