先週の「旅サラダ」は、岐阜県の郡上市から鮎釣り中継。
中丸くんはじつに美味しそうに鮎の塩焼きにかじりついていた。
郡上市は水がきれいで有名だし、
山と清流にはぐくまれた元気な鮎をその場で塩焼きにして、
川の音を聴きながら食べるんだから
それぁ極上の美味しさだろう。
なんたって「香魚」と呼ばれるお魚だからね、
香ぐわしい味と香りが脳髄まで沁み渡ったに違いない。
と、鮎を絶賛する私だが、
じつは鮎の小骨が苦手で、
専ら夏の楽しみは塩焼きよりも
和菓子のほうの「鮎」である。
日本全国にあるのか関西主流なのか知らないが、
どら焼きふうの薄い皮と中の求肥の組み合わせが絶妙に美味しい、
季節限定の菓子だ。
店頭に出るのは6月から8月のあいだぐらいかなあ。
父の好物でもあったので、いろんなお店の鮎を仏壇に供えるのが
毎年の恒例だが、現在のところ
私は烏丸富小路の大極殿本舗のがいちばん気に入っている。
写真は今年の夏の食べ納め
仙太郎の「若鮎」。
他のお店よりやや高いけど美味しいのよ。