275回目の「まじっすか」は、DIY、パティシエに続く3つめの長期シリーズ、
「動画マスターになる」がスタート。
さまざまな映像技術を学ぶ新企画の初回は
「1カット動画」を撮る。
撮影に協力してくれるのは、デジタルハリウッド大学という
映像のプロを育成する四年制大学。学費高そう。
撮影は学校の廊下とエントランスを使い、学生さんにも出演をお願いする。
撮影場所の特徴を念頭に中丸くんが考えてきた演出は、
細い廊下で人の間をすり抜けたり、一列に並んで風船送りリレーをしたり、
エントランスでは、大縄飛びやみんなで一斉にターンなど、
広さを利用できるもの。
中丸くん個人の見せ場は、ジャニーズで培った衣装早着替えと、
エンディングに入れた大わざ、テーブルクロス引きかな。
クロスに描かれた「まじっすか」のロゴをカッコよく
カメラに見せる狙いだ。
放送日の翌日が中丸くんの誕生日なので、プレゼントやケーキを使った
バースディ演出も組み込まれている。
使用する曲はKAT−TUNの「PERFECT」。
オリジナルのミュージックビデオを作るみたいで楽しそう!
さっそくブロック練習を開始し、中丸くんが各場所の動きや位置を決めていく。
ダンス要素のある「みんなでターン」の部分はリズムを取って指導。
撮った映像を見て議論、修正。現場で作り上げていく臨場感が面白い。
ブロック練習を着々と終え、通しリハーサルへ。
順調にいくかと思いきや、ちいさなミスやタイミングのずれで
動きがスムーズに続かない。
VTRをチェックする中丸くんはじめ出演者の表情が、1カット動画の難しさを語っている。
気になるところを入念におさらいし、ロケ時間終了30分前、腹を括って本番へ。
動画のオープニングに出てくる矢印型のプレートは、DIYの山田さんが作ってくれたもの、
「パティ丸」のバースディケーキはパティシエの師匠森さんが作ってくれたものだ。
沢山の人に支えられた1カット動画、成功なるか?
本番は早着替えがうまくいかなかったり、縄跳びに失敗したりと撮り直しが続き
最後の最後、時間ギリギリTAKE9へ。
中丸くんが「PERFECT」を口ずさみながら学生さんたちと廊下でハイタッチ、
足もとだけ見える壁のむこうを歩いている間に早着替え。
ドアから顔を出したときには、上着と帽子とめがねがパーティ仕様になってる!
まずは第一関門突破である。カメラを手招きするしぐさがかっこいい。
エントランスに出て大縄跳びをクリアすると、女性陣と合流して華麗にターン。
くるりと一回まわるだけなんだけど、ターンの入り方がきれいで、
こういうところがプロなんだなあと思う。
ここで真打ちバースディケーキが登場。
ろうそくを吹き消し、パーティ帽子を黒いシルクハット(!
)に取り換え、
いよいよ大技、テーブルクロス引きへ。
テーブルにはチキンライスとコーラとスープとサラダ(レプリカ)。
これが決まれば全部成功、だったが、残念、
サラダの容器が落ちてしまった。
あと一歩で「PERFECT」にはならなかったけど、
長期企画のスタートとしては成功だったのではないか。
四苦八苦の制作風景も、ドキドキが使わってくる本番も面白かった。
やはり、音楽にあわせて動いているときの中丸くんはかっこいい。
久しぶりにアーティストの中丸くんを見た気分だった。
この動画企画の最終目標は、「まじっすか」のコーナーのオープニングを
作ること。
自身のコーナーのオープニングを手掛けられるなんて光栄なことだ。
中丸くんは寝坊ぐせでロケに遅れる
けしからんとこもあるのに、責任ある仕事任されるよね。