温風茶館(おんぷうちゃかん)

好きなことを温かく語ろう。おひとりさま茶話会気分のいよいよ還暦ブログ。

京都光華高等学校のオープンキャンパス

2012-10-18 14:11:36 | Weblog
先週の土曜日(10月12日)友人と会うのに
母校の正門前を待ち合わせ場所にした。

たまたまその日はオープンキャンパスをしていたので、
卒業以来30年ぶりに校舎の中に入った。
あまりに久しぶりなせいか、なんか自分が場違いなところに
来たように感じて、思い切り気後れした。

正門のところに、古典の授業の担任だった長谷川先生が
立っておられたが、通り過ぎるまで気づかなかった。
長谷川先生には、高校3年の学園祭のとき
腕組んで写真撮っていただいたんだけど、
覚えてらっしゃらないだろうなあ。

私が在籍していた頃の光華高校は、進学する学生は
クラスで半分ぐらいしかいなかったが、今では国公立大学をめざす
コースなどもあり、学力はレベルアップしているようだ。

国語教育に力を入れているのも最近の特色だそうで、
ほかにも書道や邦楽、和歌などの伝統文化教育の授業が
あったり、礼法(礼儀マナー)を学べたりできるそうだ。
たしかに、キャンパス内で会う学生さんたちは、みんな
「こんにちは。」と挨拶してくれたし、制服も
きちんと身だしなみ良く着ていた。
服装や所作が折り目正しいと、接していて気持ちが良いね。

自分がここで過ごした高校・大学7年間の
女子校生活は、今思い出してものびのびと楽しかった。
規則はあっても、のびのびしていた。
当時は何も思わなかったけど、きっと学校に守られている
安心感があったのだろうな。

今回久しぶりに母校に行って、女生徒(太宰治の小説か!?)
たちの表情を見ていて、やはり女子高というのは
空気がやわらかくて居心地のよい場所だ、
この守られた場所で教育を受けられるのは
幸せなことだと思った。

私に娘がいたら、同じく女子校に通わせたいと思ったけど
あいにく実現しなかった。
これも人生。



コメント
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