Romarin フランスの草の根となって

住み始めた時は腹がたち、住み慣れると離れがたいフランスにすみ、45年の年月がたちました。日々のことなど綴ります。

フランスに帰っての最初の仕事

2006年08月23日 | 生活
日本から帰って二日間休んで仕事が始まりました。
オーケストラのシーズン初めは10月ですが、この時期の仕事はフェスティヴァルのものです。

8月はベルリオーズの生誕の地、コート・サンタアンドレのフェスティヴァルです。

明日のコンサートのプログラム

ベルリオーズ:イタリアのハロルド
ベティー・ジョラス:ビオラとオーケストラのための曲
シューマン:第四交響曲

コート・サンタンドレはバスで約1時間半のところにあります。16時に出発します。
本番前に簡単な音出しをして21時本番。

会場練習と本番の合間に夕食をとります。私はよくお弁当を持って行って、コート・サンタンドレの丘の上のベンチに座って目の前に開けた空と陸地の壮大な景色を眺めながら食べます。
ここからの景色はベルリオーズの有名な「幻想交響曲」の田舎の風景から嵐に鳴る前触れの雷が鳴る音楽を髣髴とさせるものです。
大好きな景色です。

21時からのコンサートなので終わるのが遅くなります。時差がようやく取れてきました。何とか眠くならずに乗り切りたいものです。