Romarin フランスの草の根となって

住み始めた時は腹がたち、住み慣れると離れがたいフランスにすみ、45年の年月がたちました。日々のことなど綴ります。

パヴァロッティ

2007年09月08日 | 音楽
昨日テノール歌手のルチアノ・パヴァロッティががんで亡くなった。
享年71歳。

昨日は朝から、そのニュース一色といってもいいほどだった。
クラシックファン以外でもパヴァロッティの名は知られて
いるためか。

今朝はフランスミュージックと言うクラシック音楽専門の
ラジオでパヴァロッティのマネージャーと言う人が出て
インタヴューに答えていた。

オペラやコンサートのために出かけると、ホテルに入ったきり
籠もってしまうとか。

友人たちを呼び寄せるために、35人分の飛行機の席を買ったり、
ホテルを取ってあげたり、など。おおらかで優しい心の持ち主
だったそうだ。

いま、France3と言うテレビ局で、パヴァロッティをしのんで、
パヴァロッティ、ドミンゴ、カレラス、三大テノールのコンサートの
録画を流している。
ズビン・メータ指揮。いつのコンサートか途中から見ているので
わからないが、素晴らしい。
なんとなく、マスコミに乗ってのコンサートのような気がして、
それほど関心がなかったが、テノールのいいところをたっぷりと
聞かせてもらえるし、3人が3人とも誰がうまいとか、などということが
なく、それぞれの良さを存分に発揮している。

一度聞いてみるべきだったと後悔している。