Romarin フランスの草の根となって

住み始めた時は腹がたち、住み慣れると離れがたいフランスにすみ、45年の年月がたちました。日々のことなど綴ります。

リヨンローマ劇場のフェスティヴァル

2009年07月08日 | 生活
日曜日のモントゥルージャズフェスティヴァルに続いて、
リヨンの世界遺産に指定されているローマ劇場での
「Nuit de Fourviere」(フルヴィエールの宵)と題される
フェスティヴァルでも演奏しました。

ここは昔は劇場の床をそのまま使って野外演奏そのもの
でしたが、数年前から、この時期だけ屋根をつけて
本当の舞台に仕立て上げます。

そのことによって音響が大変良くなりました。
雨が降っても、大慌てで舞台から逃げ去る必要も
なくなりました。


舞台の地下には昔は奴隷とか、動物を置いていた場所だと
思いましが、今はきれいに整備して、控え室があります。
ここでもまた、果物やお菓子や飲み物が用意されています。


本番は9時半から始まります。その前にリハーサルがあり、
リハーサルと本番の間の時間はだんだん日が落ちていく
とてもロマンチックな雰囲気になるのです。

良く友人と長く語らったりします。それも非常に有意義な
話のできるんです。

この月曜日が本番でしたが、お天気はあまり良くなかった
にもかかわらず、ほのぼのとした楽しい時間を過ごしました。