今年は寒い日が多く、すっきり晴れる日が少なく、毎日雲が低く覆っていてまるで裏日本みたいである。
10日ほど前、上の階の奥さんが、洗面所の排水バルブが故障して水漏れしていると言われたので翌日、業者に頼んで直してもらったはずだった。その時は、簡単そうで10分くらいで帰って行った。
4日前、やっと入浴の許可がでた父が脱衣籠に入れたシャツの袖が濡れていて、「何で?」と不信そうに言って来た。
しかし、その夜遅く洗面所の床一面に水びたしになっている事に気づいた。
拭こうとしてタオル入れに手を置くと、盛積んでいたタオルも全部濡れていて使い物にならなかった。
タオルを積んでいた所に落ちてきていたので音もしないので気づかなかった。
深夜11時を過ぎていたが上の階の奥さんに連絡を取り、洗面台で水を流さないようにたのみ、翌日また業者に連絡を取った。
その業者は例のトイレの修理を頼んだ所で今回も、こういう結果になり、腕が悪いのか私と相性が悪いのか気が滅入る。
「今度は、丁寧にじっくりしました。様子を見てください。」と自信なさそうに帰った。
「じゃあ、前回は手を抜いたのかい?」と口には出さなかったが思った。
でも、これで直らなかったら、洗面台を外して調べるしかないそうであるが、もう此処には頼みたくない。
残ったのはグショグショのタオルの山とじくじくになったフローリングの床だった。
この天気で洗濯しても干す場所もないのでコインランドリーに行く事にした。
今朝、8時過ぎに行くとまだ早いらしく客は居らず、乾燥機が一つ動いているだけだった。
その後、洗濯を終え、30分の乾燥時間が来るので店見計らって行くと、椅子に座って不機嫌そうにしていたおばさんが近づいてきて「右上の人ですか?」と声を掛けてきた。濡れた洗濯物を持参してきたみたいで順番を待っているが、其処が動いてないのに取りに来ないのでイラついているみたいだった。
見れば、幼児の服があった。若いママさんだろう。呑気なことである。
「壁に『洗濯物が出されている事もあります』って書いてあるから、籠に移されたらどうですか?」と勧めて帰った。
私のように乾かないので乾燥機だけでも利用する人が多いみたいである。
その後母校が男女とも駅伝に出るので家族揃っての前で声援していたが、女子は普段の実力が発揮できなかったみたいであった。
その山のようなタオルをたたんでいて、ふと思った。
ガソリンスタンド、酒屋さん、米屋さんの名前の入ったタオルが結構あるのに今年は何処にもタオルをまだ貰っていない。もっと安価な物になったのかとも思うが、タオルだとて中国物が多くそう高くは無いが、ネームを入れる数量の関係か?と、たたみながら思った。
多分配られ事は無いだろう...。中には廃業した店もある。寂しい事だ。
そんな事あり、お墓掃除に行きそびれた。明日、3件のお墓に行かねばならないが、夕方から風が強く、雪になりそうな気配である。