夕方 八百屋さんの前を歩いていたら、無造作にブリキのバケツに一縛り3本組みで百円でほおり込まれていた。かわいそうにこんなに安く売られてと思ったが、買うほうにはありがたい。
お正月には早く、時期が半端なので生産者が安く出したのだろう。ハウスで重油を焚いて育てたろうにと思うが...。
先月末に道の駅で買ったカサブランカは、今年はとても寒いのもあり4つあったつぼみが3個目まで開き、とても大きく香りも良く楽しませてくれている。
しかし、年の瀬も押し迫ったというのにピンと来ない。
父が転倒し、おまけにチエさんのご主人が胸の痛みを訴え、病院に駆け込んだ。
そんな事もあり、バタバタとする日々が続いた。
母は何時も頼んでいる料理屋さんにおせちを頼むのが遅くなり、今年は断られてしまった。
父が転んだ事で落ち着かなかったからだと言うが、分からないでもない。高齢になり一つの事が気になるとそれに捕らわれて気が回らなくなるみたいだ。
チエさんのご主人は狭心症と診断され、二度手術された。
おまけに今年はまるで裏日本のような天気ですっきり晴れる日が少なく、の日は動くのを控えた。雪は見る見るうちに積もり、チェーンを持っていないと大変。
やっと晴れた先日の日曜日は目いっぱい動き、布団を干し、洗濯、窓拭き、そして調子に乗ってカーテンを全部外し洗濯して干した。
天井近くのカーテンを脚立に乗り外していたら、背中の左に違和感を感じた。軽い筋違いを起こしてしまった。それでも掃除を3時近くまでしたが、動かしている方が楽でじっとしている方が痛みを感じた。
近くの整体に通う日々になってしまった。自分でも意識を向けると、左足からとても痛いものが出て行き、図書館で借りた「弱ったからだがよみがえる人体力学」を見ながらストレッチしたら大分楽になった。やはり頭も身体も使うほうが良いみたいだ。
しかし、今年は喪中のはがきが多い。10枚くらいは来ている。お葬式に行ったのも市内のお友達だけでも4件、叔母も叔父も亡くなったのでもう、年賀状も目上の方以外は来たのだけに書こうと思っている。
不精な私は試験勉強と同じように追い込まれて本当に年末になって何時も書いている。
中学生の頃、途中で嫌になり、あぶり出しでもないのに「あぶり出しです」と、鉛筆で書き裏面白紙で数枚出した。
3学期に登校すると、クラスメイトの男子がやって来て、
「おい、お前の年賀状真っ黒になったぞ。わし火鉢にずっとあぶったら...、おまえわざと書かなかっただろう」と、文句を言ってきた。
「え!ごめん、書き落としたんでしょう。」と言って誤魔化したことがあった。
最近はパソコンで作るがそうでない時、どんなデザインにするか悩んだ時、猫の足を借りて梅の花模様を作る事を思いついた。
愛猫のフクちゃんに「前足貸してね。」と、言ったか言わなかった覚えていないが、フクの前足をスタンプに付け、年賀状にポンポンと押していったが、猫は嫌がり暴れだし言うことを聞いてはくれないので5枚くらいしか出来なかった。(フクちゃんごめんね)
おまけに人間と同じで指紋のような筋があり、かすれて綺麗な模様にはならず、後ペンで上塗りをせねばならなかった。
はてさて今年はどうしようかなと思案しているが、また年末になってしまうのだろうと思う。
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